2017年07月24日

【通訳ガイドの仕事の変化を予測する】受け身のままだと仕事がますます獲得出来ない

通訳案内士法の改正案が可決され、
資格が不要で無資格でも有料の通訳ガイドの仕事が
できるようになります。

その課題を埋めるため法の改正案で、通訳案内士の資格が
業務独占資格から名称独占資格へ変更されます。

今まで、通訳ガイドの仕事をしたいと思っていても
難関資格の壁があり諦めていた人にとって、
通訳案内士の資格制度の変更により
通訳ガイドの仕事がどのように変化するか
を予測することはとても重要です。

前回、前々回と通訳ガイドの仕事の変化を
予測してきました。
↓ ↓ ↓
【通訳ガイドの仕事の変化を予測する】業務独占資格から名称独占資格へ

通訳ガイドの取引が多様化する。供給が増加し競争が激しくなる。
新しいサービスがどんどん提供される。

↓ ↓ ↓
【通訳ガイドの仕事の変化を予測する】無資格の有料通訳ガイドが増えることで予測されること

通訳ガイドの質が問われる。
インターネットを利用した申し込みや情報収集が標準になる。

これらの予測に合わせて今後の動向を考えると
また新たなことが予測されます。

受け身のままでは供給側として選んでもらえず
仕事が獲得出来ない状況です。

通訳ガイドの仕事がどのように変化し
その変化によって
自分にとって優位になる仕事のチャンスを
どう広げられるかしっかりと動向を見ながら
準備を進めて行くことが重要です。


◼︎発信しなければ通訳ガイドとしての存在を知ってもらえない

通訳ガイドとして仕事を獲得して行くためには
まず自分を知ってもらうことが重要です。

でも、訪日観光客の目に入らなければ
通訳ガイドとしての存在を知ってもらえません。

だから、訪日観光客の目に入るためは、彼らがよく
目にする場所にインターネットサイトなどに登録する。


でも登録だけで自分の情報を積極的に発信しなければ
たくさんの情報の中で目に留まることは難しいです。

ただありきたりな情報では目にしても素通りされる
こともあり得ます。

数多い競合の中でその他大勢になってしまいます。

「認知されない事は存在しない事と同じである」

という言葉があるように
どんなに通訳ガイドとして素晴らしい魅力があっても、
的確に発信し認知されなければ存在しないことと同じです。


◼︎興味関心を持ってもらえてはじめて選択肢になる

まず通訳ガイドとして自分の存在を知って貰う。

その上で、提供するサービスが面白そうと
興味関心を持って貰うことが必須です。


訪日観光客の興味関心を持ってもらえなければ
「利用してみたい」と思ってもらえません。

彼らのニーズにピッタリ合っていたり、
なんとなく興味をそそられる。

他のサービスに比べてひと味違う。

など、
競合に対してオリジナリティーがあり
サービスに強い関心を呼べるか?

興味関心を持ってもらえてはじめて
利用したい選択肢になります。



◼︎安心納得できるプロフィールになっているか

訪日観光客が通訳ガイドを利用したいと思い
興味関心が持てるガイドを見つけ、
「利用したい」と思ったら
次に彼らは何をするでしょう。

その通訳ガイドが安心できるかどうか
提供するサービスが本当か嘘はないか
過去にどんな実績があるか
雰囲気はどうかなど候補の通訳ガイドの
プロフィールを見に行くはずです。

でも、プロフィールが適当で実績も
経歴もいい加減、
本人画像もなくて雰囲気もわからない・・・

いくら興味があるサービス内容でも
相手が安心して依頼出来ない。

実際に会えず目で確認出来ないインターネット
での取引だからこそ相手の安心できる信頼が
肝になります。


信頼出来なければ、安心して頼めないと思われたら
これでは候補リストから外されてしまうはずです。

相手はインターネット上からしか通訳ガイドの
ことがわかりません。せっかくガイドを頼んだのに
残念な結果にしたくないはずです。

もっと怖いのは、変なガイドに依頼して
トラブルに巻き込まれたく無いはずです。

その相手の立場や気持ちを察知して、
最大限安心信頼を生む情報発信も超重要です。



◼︎受け身のままでは口コミや評価が生まれない悪循環

安心という意味では、

訪日観光客が注意して見るのは、口コミサイトでの
評価や評判、実際に利用して見た人の声など。

実際に利用した人は自分のフェイスズックや
ツイッターでその雰囲気や感想もリアルに投稿します。

その投稿がリアルであればあるほど通訳ガイドの
サービス内容はもちろん、雰囲気や人柄も
わかります。

実績とともに利用した人の声や
口コミサイトでの評価や評判が高ければ
その情報がシェアされてますます評判になる。

そのためにはまず実績をつくり良い評価を得る。

受け身のままでは実績が作れずいつまで立っても
良い評価や評判が生まれず、仕事を依頼されない
という悪循環になってしまいます。




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2017年07月22日

【通訳ガイドの仕事の変化を予測する】無資格の有料通訳ガイドが増えることで予測されること

通訳案内士法の改正案が可決され、
資格が不要で無資格でも有料の通訳ガイドの
仕事ができるようになります。

この改正案の背景には年々増加する訪日観光客に対して
通訳ガイドの供給が圧倒的に不足。

特に、比率が高まっている個人旅行客への対応や
アジア諸国の言語対応、地方での対応、多様な
ニーズへの対応が大きな課題です。

その課題を埋めるため法の改正で、通訳案内士の
資格が業務独占資格から名称独占資格へ変更されます。

今まで、通訳ガイドの仕事をしたいと思っていても
難関資格の壁があり諦めていた人にとって、
通訳案内士の資格制度の変更で通訳ガイドとして
活躍できるチャンスです。

だから、今後通訳ガイドの仕事がどのように
変化するか予測することはとても重要です。

予測に合わせて今後の動向を見ながら打ち手をとって
行くことで自分にとって優位になる仕事のチャンスが
広がります。


■通訳ガイドの質が問われる

通訳案内士法の改正で、資格が不要で無資格でも
有料の通訳ガイドができるようになるとどんな人でも
通訳ガイドになれてしまう可能性があります。

サラリーマンの副業や主婦や学生たちが簡単に
できるようになるため、通訳ガイドとしての
質が下がることが懸念されます。

無資格で通訳ガイドになる人はその経験値も
ノウハウも未知数です。

その質が悪いと日本そのものイメージにも傷がつきます。

もちろん、個人旅行客のニーズは多種多様。

現状の通訳案内士のような高度なガイドを求めず、
母国語でのサポートレベルで充分な旅行客も多いはず。

フレンドリーな対応や地域に密着したアットホームさ
の方を好む旅行客も多いかもしれません。

だから、ガイド内容の質に関しては様々なレベルがあっても
良いとも思えます。

ただ、無資格者の中でサラリーマンの副業や主婦や学生が
アルバイト感覚でおこずかいを稼ぐことを目的にして
お金を貰うプロとしての自覚も責任感もない
対応が懸念されます。

プロとしてのモラルやマナーおもてなしサービス
マインドなど、あまり酷いとそれこそ
日本のイメージに傷がつきます。



■インターネットを利用した申し込みや情報収集が標準になる

海外の個人旅行者は、行き先をはじめ旅先の
情報のすべてを自分自身で集めます。

SNSやトリップアドバイザーなどの口コミサイト
などインターネットを通じて様々な情報を収集し
旅行プランを立てることが当たり前。

宿泊や航空機チケットの手配も、
「旅行会社や航空会社経由で申し込み」と
「インターネット経由で申し込み」の割合が、
今やどの国や地域でも「インターネット経由
での申し込み」が半数以上を占めているようです。

宿泊利用ですでに定番になっているAirbnbは、
インターネット上で世界中に空き部屋などを
持つ宿泊場所の提供者(ホスト)と宿泊場所を
探している旅行者(ゲスト)をつなぎます。

さらにAirbnbは「宿泊」だけでなく
「体験」を提供はじめています。

「宿泊」以上に「体験」は、通訳ガイドの
活躍の場としても期待できます。

法改正に備えて、HISは海外の個人旅行者と
通訳ガイドのマッチングサービスを開始します。

これからますますインターネットを利用して
通訳ガイドの情報を探したり申し込みがどんどん
出てくることは確実です。

通訳ガイドを目指す人は、個人旅行者に
選んでもらえるようインターネットでの
情報発信が必須になってくると予測されます。




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2017年07月18日

【通訳ガイドの仕事の変化を予測する】業務独占資格から名称独占資格へ

通訳案内士法の改正案が可決され、
資格が不要で無資格でも有料の通訳ガイドの仕事ができるようになります。

この改正案の背景には、年々増加する訪日観光客に対して
通訳ガイドの供給量が不足。特に個人旅行客への対応やアジア諸国の
言語対応、地方での対応が大きな課題です。

その課題を埋めるため法の改正で、通訳案内士の資格が
業務独占資格から名称独占資格へ変更されます。

今まで、通訳ガイドの仕事をしたいと思っていても
難関資格の壁があり諦めていた人にとって、
通訳案内士の資格制度の変更により
通訳ガイドの仕事がどのように変化するか
を予測することはとても重要です。

予測に合わせて今後の動向を見て行くことで、
自分にとって優位になる仕事のチャンスが
広がります。



■通訳ガイドの取引が自由になり拡大する

現行の通訳案内士法では、
通訳案内士資格は業務独占資格です。

業務独占資格とは、コトバンクより
『法令などにより、特定の資格(免許)を有する者だけが
 その特定の業務を行えるように定められた資格のこと。』


だから、通訳ガイドの有料で仕事をする場合
現状では通訳案内士の資格が必要です。

いくら、通訳ガイドの仕事をしたいと思っても
通訳案内士の資格がないとお金をもらうことができません。

通訳ガイドを発注する側も、例えば九州でベトナム語の
通訳ガイドを手配したいと思っても現状の通訳案内士には
対応できる人が少なく手配できないということも
充分あり得ます。

通訳ガイドの需要と供給にミスマッチが多い
「個人旅行」「英語以外」「地方」
に関してせっかく需要があるのに取引が出来ないのが現状。

このように業務独占資格の現状では通訳ガイドを頼みたい側も
仕事で受けたい側も取引が制限されます。

この通訳案内士の業務独占資格による制限が解除されることで
今まで取引されなかった取引が自由に行えるようになる。

需要が大きいのに供給が少なかった
「個人旅行」「英語以外」「地方」
に関しての取引。

後述するような新しいサービスでの取引。

従来の旅行会社や団体や人材派遣以外から
通訳案内士への取引。

など、色々な形で通訳ガイドの取引が拡大することが
予測できます。


■通訳ガイドの供給量が増加し競争が激しくなる

今回の通訳案内士法改正の背景には通訳ガイドの量の確保という
目的が観光庁のホームページに書いてあります。

『通訳ガイドの量の確保
 通訳案内士資格について、業務独占から名称独占(※)へと規制を見直し、
 幅広い主体による通訳ガイドを可能にします。』

資格が不要で無資格で有料の通訳ガイドになりたい人は潜在的に
かなりいるのではないかと予想できます。

難関資格の通訳案内士の受験者数は平成27年度は10,975人で合格率は
19.3%で残念にも合格できなかった人は8,000人以上います。

通訳案内士は語学系で唯一の国家資格でオリンピック開催に向け
潜在的な人気は回復しているようです。

通訳ガイドの候補としては、通訳案内士に合格できなかった人、
語学系の学生、海外赴任経験者、外資系企業社員の副業やシニア層、
語学教師、国際結婚している人、帰国子女など・・・

多岐に渡ります。

資格が不要で語学を活かせる通訳ガイドの潜在数はかなり
いると考えられます。

しかも、個人旅行者向けマッチングサービスなど
仕事をしやすいインフラが増えることが明らかなので
通訳ガイドの量は観光庁の目的どおりかなりの数が予測できます。

供給量が増えれば競争も激しくなるのは歴然です。

訪日観光客やますます増加し、2020年オリンピックに向け
通訳ガイドの仕事はどんどん拡大が期待される中、

働き方改革による副業や兼業者、シニア層の生活費の補助、
副収入目的の家庭の主婦なども考えていくと
競争はますます激しくなることが予想できます。



■個人旅行客向けサービスやその他のサービスとの連携も

すでに、H.I.Sがこの法改正に備えて個人旅行客向け
通訳ガイドのマッチングサービス
を検討しているニュースが出ました。
 ↓ ↓ ↓
【提供価値の変化を考える】HIS訪日客に資格不要な通訳ガイドの仲介サービス開始

H.I.Sに追随して他の旅行会社も
同様のマッチングサービスを
提供してくることは明らかです。

個人間取引でいえばairbnbの
民泊サービスや体験サービスとの連携。

企画イベント企業の新しいサービス。

地方では、観光協会や商工観光団体、
旅館ホテルなど宿泊所や飲食店などとの連携
など・・

新しいサービスや、既存のサービスとの連携も
色々な形で生み出されてくると考えられます。

これらのサービスやサービス連携は、
通訳ガイドを目指す人にとって
様々な形で仕事に直結していきます。

今後の企業の動向や各種情報には注意が必要です。




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2017年07月16日

【通訳ガイドの仕事の現状】通訳案内士の仕事の実態と年収

仕事を取り巻く環境の変化によって、
その仕事の提供価値は変化します。

その変化によって仕事が不利になったり、
時には消滅してしまうこともあります。
逆に変化によって有利になる可能性も。

だから、マーケティング的思考を働かせて
自分の仕事を取り巻く環境の変化に充分気をつけ
どのように戦略を考えて行くことはとても重要です。

今、オリンピック人気も影響し
インバウンド需要と騒がれているように、
訪日観光客がどんどん増加しそれに伴い
通訳ガイドの仕事の可能性も広がっています。

前回、前々回と
通訳案内士法に関して改正案が決議され、
その改正が出た背景として
通訳ガイドの仕事の需要と供給の
ミスマッチについて書きました。

【通訳ガイド 仕事の需要と供給】資格不要へ法改正案の背景


【通訳ガイドの仕事の需要と供給】団体旅行者から個人旅行者(fit)への急速な変化



資格不要で無資格でも有料の通訳ガイドが
できる法の改正は2018年の予定。

それまでは、有料で通訳ガイドが
できるのは通訳案内士だけ。

その通訳案内士の仕事の実態はどうなって
いるのか調べてみました。


■通訳案内士の仕事の現状はとても厳しい

こちらの調査から
 ↓ ↓ ↓
通訳案内士の就業実態等について


難関の国家資格の通訳案内士。

でもせっかく資格を取っても4分の3が未就業で
資格を活かしていません。

その一番の理由が
「一定の収入が見込まれないため」。

それを裏付けるように、通訳案内士の
仕事の現実はとても厳しいようです。

就業の業務実態ですが、
資格取得者の4分の1は就業している
就業者の大多数が兼業で専業はわずか6%。

実際に業務に従事しているのは年間10回以下が4割で、
就業日数は30日以下が半数という実態。

兼業が多いとはいえ仕事として見た場合、
あくまでスポット的に仕事になっています。

重要な通訳案内士の収入ですが

10万円未満が16.1%
10〜99万円が30.1%
100〜199万円が11.3%

就業者の半数が年収200万円以下です。

年収400万円以上は僅かに4%。

無回答が多いのも気になるところですが、
これでは専業の仕事とするにはとても
厳しい現状です。


■通訳案内士の年収が低い理由は受け身の受注

通訳案内士の年収が低い理由を考える時、
就業者の業務受注方法がとても大きな要素であると
考えられます。

『通訳案内の主な受注方法としては、旅行会社、
 団体、派遣会社からの紹介によるもので、
 自ら営業・受注している割合は低い。』

その比率は以下の通りです。

旅行会社に登録 54.1%
業界団体からの照会 41.1%
人材派遣会社に登録 31.6%

この旅行会社、団体、派遣会社からの受注は
団体旅行が多いと想像できます。

通訳ガイドの需要と供給で考えた時、
現在訪日観光は団体旅行から個人旅行
(fit)が主流になっています。

団体旅行やパッケージツアーは増加は期待できず、
都市部か地方でも有名な観光地を
周遊するツアーが多くリピートも見込めません。

しかも、通訳案内士は英語が専門で
首都圏・関西圏在住者が圧倒的に多く
旅行会社などからの通訳案内の受注件数に対し
対応可能な通訳案内士は供給過多になっている
ことが予想されます。

限られた受注件数であれば、経験やノウハウが豊かで
旅行会社や団体や派遣会社との関係が深いベテラン
が受注してしまい
『新規の参入が厳しい特性にあると考えられる。』

そのため、経験が少ない通訳案内士では受注が
なかなか取れないことが考えられます。

この調査で分かる事は、自分のホームページで宣伝したり
自主企画ツアーを開催したり自ら営業・受注している割合が
とても低く、ほとんどが企業や団体に登録している受け身の
受注であること。

受け身のままでは受注は伸びないことは
はっきりしています。




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2017年07月15日

【通訳ガイドの仕事の需要と供給】団体旅行者から個人旅行者(fit)への急速な変化

仕事を取り巻く環境の変化によって、
その仕事の提供価値が変化します。

その変化により、今の仕事が不利になったり、
逆に有利になったりします。

だから、マーケティング的思考を働かせて
自分の仕事を取り巻く環境は充分意識して
おくことが必要です。

前回、資格不要で無資格でも
有料の通訳ガイドができるように
なる法の改正案の背景に、
通訳ガイドの仕事の需要と供給に
ミスマッチがあることをお伝えしました。
 ↓ ↓ ↓
【通訳ガイド 仕事の需要と供給】資格不要へ法改正案の背景

国家資格である通訳案内士は圧倒的に「英語」専門が多く、
地域は首都圏と関西圏に集中している。

その供給に対し、訪日観光客はアジア圏がとても多く
「英語」ができない人たちも多数。

首都圏関西圏以外での地方ではもっと少ない。

需要と供給のミスマッチの課題として、
「言語」と「地方」の問題が見えてきました。

この「言語」と「地方」に加えて、
通訳ガイドの仕事に大きな影響がある要素に
個人旅行者(fit)の急激な増加があります。

従来は団体旅行が主流だった訪日観光客が
個人旅行(fit)に急速に変化している。

団体旅行が主だった仕事先の通訳ガイドにとって
この顧客(市場)の変化は、今後の仕事にとても大きな
影響が出るので要注意です。


◼︎個人旅行者(fit)とは

『FIT(Foreign Independent Tour)とは、
 団体旅行やパッケージツアーを利用することなく
 個人で海外旅行をする人。
 海外旅行の経験者が増えるに従い旅行目的も多様化し、
 不特定多数を対象としたパッケージツアーなどではなく、
 自分の目的に合わせた旅行をしたいという要望が高まり
 FITが増えてきた。観光旅行のみならず、業務や海外駐在、
 家族・知人訪問などで海外を訪れる人が増えたのも
 一因と考えられる。』
JTB総合研究所 観光用語集より抜粋

日本に何回か来たことがある、LCC便が普及、
インターネットでの予約が楽、
などもfitが増えている要因と考えられる。

この説明でわかる通り、fitは旅行目的が多様化し
団体旅行やパッケージツアーとは全く違うことが
理解できます。


■アジア諸国からの訪日観光客もfitが急増

こちらのレポートから
http://www.miebank.co.jp/mir/kankou/kankou20151001.pdf

訪日観光客の68%がfitで、欧米各国では90%と
fitの割合が圧倒的です。

中国や台湾のアジア諸国ではまだ団体旅行の
比率が高いが、中間所得層の増加やLCCの
就航便増加などでfitの増加が見込まれます。

その台湾では、
@日本での滞在コスト上昇
ALCCの大量参入
B宿泊ホテルのネット予約環境が普及

等の要因で、訪日観光客の
fitが急速に増えているようです。

【集客戦略】台湾人観光客はなぜ団体旅行から
個人旅行(FIT)へ急速に変化したのか?


これらの情報を見るとわかるように、
仕事を取り巻く環境は日々変化しているので
常に情報に敏感でいる重要性がわかるはずです。

訪日観光客が団体旅行旅行から個人旅行へ
確実にシフトしてるなかで、
通訳ガイドの仕事の需要と供給に大きなギャップが
あることはよくわかるはずです。



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2017年07月12日

【提供価値の変化を考える】HIS訪日客に資格不要な通訳ガイドの仲介サービス開始

新しい働き方を考えていく上で
マーケティング的思考はとても重要です。

変化が激しい現代。

法の改正や技術の革新など仕事を取り巻く
環境の変化によりユーザーにとっての
『価値』が大きく変化します。

シェアリングエコノミーなど新しい
流通サービスの登場で既存の業界の
枠組みを越えたユーザーへの
『提供価値』が新しく生み出され、

その『提供価値』が変化することで
市場や競合も変化していきます。

だから、
自分の仕事を取り巻く環境がどのように
変化しているか常に見据えて、自分は
どのように提供価値を高めるか
打ち手を考える必要があります。


今回は通訳ガイドの仕事が資格不要になった関連情報です。


■HIS訪日外国人旅行者と資格不要な通訳ガイドのマッチングサービス開始

こちらの記事から
↓ ↓ ↓
HIS、訪日客と通訳ガイドの仲介サービス 業界初
http://news.ameba.jp/20170701-538/


『旅行業大手のエイチ・アイ・エス(H.I.S)は、
改正通訳案内士法の施行に伴い、訪日外国人旅行者と
通訳ガイドをマッチングさせるC to Cのサービスサイト
「Travee(トラヴィ)」の運用を、2018年春から開始する。』

このサービスのポイントは、
20歳以上であれば通訳案内士の資格がなくても資格不要で
通訳ガイドとして登録することができること。

これは、
従来は国家資格がなければできなかった有償の通訳ガイドの仕事が
資格不要でお金をもらえる
「通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律案」
の法改正に備えて。

この法改正は2018年春頃と見られる。

通訳ガイドは企業(H.I.S)と契約する形ではなく、
H.I.Sは仲介し
訪日外国人旅行者と通訳ガイド本人が直接契約する
C to C(個人間取引)のマッチングサービス。

通訳ガイドの仕事による報酬は、当初は1時間あたり
3000円程度とのことで、2割をHISが仲介手数料
として、残り8割を通訳ガイドが受け取る。


■全国各地で約500の観光プランに初年度500人の通訳ガイド

HISは今後、全国各地で約500の観光プランを作り、
登録した通訳ガイドの情報とともにウェブサイトで
紹介して広く海外観光客との仲介をする。

今回の法改正では、通訳ガイドの有料の仕事の
資格不要だけでなく、旅行業法の一部改正も予定しており、

旅行業務取扱管理者に「地域限定」の資格を新設するほか、
旅行業務取扱管理者を営業所ごとに1人以上選任するとした
基準を一定の要件の下で緩和して兼任を認める。

着地型旅行として体験交流型の旅行商品の企画販売を
容易にして旅行者が選択する商品の幅を広げる狙いのよう。

HISの全国各地での観光プランづくりもその法改正も
想定していると思われます。

当然、HISだけでなく他の旅行会社も同じようなサービス
を開始するはずなので、通訳ガイドの仕事の幅はとても広がります。

浅草.jpg

通訳ガイドの有料の仕事が資格不要になる法改正の
背景として、海外観光客の増加に伴い地域ごとの
個性的な旅行商品を増やし海外からの訪問客を増やす。

そして、通訳ガイドが海外観光客との関係性を強め
リピートを促進を高める。

通訳ガイドが活躍する仕事の場を広げるなどの
目的が考えられます。

2020年の東京オリンピックに向け、海外観光客は
ますます増加していく中で、通訳ガイドとしての
働き方も多様化していくことが予想できます。

通訳ガイドの仕事を目指す方は法の改正や
各種サービスの動向には注意しておきたいですね。

*****************************************************

モノが溢れ市場が飽和し、ユーザーの価値観やライフスタイルが
多様化・複雑化している現代。ユーザーとって魅力的な
独自の価値を提供する必要があります。
そのために、
提供価値の創造⇒価値の伝達⇒価値の提供⇒価値の交換
のプロセスをしっかり考えていくことが重要です。

【サービス事業者向け】集客のぶれない軸をつくる「マーケティング的思考」入門を開講しました。


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2017年05月11日

【素人革命】専門家に限られていた市場価値の変化

素人革命という言葉は、ホリエモンこと
堀江貴文さんが提唱した言葉のようです。


こちらの記事から、ホリエモンの
素人革命に関して掘り下げて見ます。
↓ ↓ ↓
「世の中の不安、不便をなくしたい」 医療、ロケット……堀江氏の目指すところは?


◼︎素人革命とは専門家に限られていた仕事や技術のオープン化

この記事によれば、素人革命とは、

『かつては専門家だけに限られていた仕事や技術が、
情報共有の効率化によってオープンになり、あらゆる人に
ビジネスチャンスが生まれている状況を指す。』

前回の記事のように、
↓ ↓ ↓
【素人革命】「インスタグラム ブツ撮りサービス」素人コンテンツの価値の拡大

インスタグラムで人気の素人コンテンツも、
その背景にある携帯小説のロングセラー化も、
専門家だけに限られていた仕事があらゆる人に
ビジネスチャンスが生まれている。

専門家だけでに限られていた技術ももっと効果的に、
素人と思われていた人にもビジネスレベルの技術を習得できる。

『堀江氏は、以前に「寿司屋に10年も修行はいらない」
と発言して物議を醸し、この「素人革命」を推奨する
発言を繰り返してきた』


『短期間で握る技術を学ばせれば、ハイレベルな
寿司店を出すこともできる。実際、3カ月の訓練で
ミシュランの星を獲得した例もある。』


◼︎慣例的な修行や下積みでない実践型技術がミシュランに選定

3カ月の訓練でミシュランの星を獲得した事例がこちら
 ↓ ↓ ↓
開店からわずか11ヶ月…素人だらけの寿司屋がミシュランに選ばれた理由

寿司職人は一人前にになるまで10年はかかるとも言われています。

でも、
この事例にある飲食人大学では、一般的な1年制の調理師学校の
カリキュラムを徹底的な「現場実践」で、現場で通用する技術を
3ヶ月という短期間で修得できる短期集中型のプログラムで実現。

この学校が経営する3カ月プログラムの卒業生による寿司店舗が
ミシュランガイドに掲載されました。

ミシュランガイドでは、この寿司店に対し、
学校が経営するからこその日本の文化・旬・料理の技法に
忠実に則った江戸前鮨として評価しています。

ミシュランだけでなく、大阪の料理コンテストでも
副店長が和食・日本料理部門で優勝し、その技術の確かさが
よりはっきりします。

恐らく、3カ月の卒業後の切磋琢磨が実力を
積み上げているのだと思います。


◼︎過去の慣例でない素人革命という市場価値を意識する

『貴重な時間を有効的に活用し「現場で今すぐ使える技術」
を徹底的に学ぶことで、わずか3ヶ月で確かな技術を得る
ことができることを飲食人大学は証明しています。』

『要は慣例や下積み期間の長さにこだわる必要はなくて、
戦略的に技術を習得するセンスが重要なんです」』

これらの事例によって、けっして、下積みや修行など
職人としての技術の積み上げは否定されるものではないと思います。

ただ、過去の専門家による慣例的な修行と下積みではない
戦略的な技術習得方法もあり、対外的にも高い評価を受けていること。

素人コンテンツなどや携帯小説など、素人だからこその
期待を裏切る意外性や専門家にはない着眼点などに
大きな市場性がありユーザーが求める価値が生まれていること。

専門家だけに限られていた仕事があらゆる人に
ビジネスチャンスが開かれている素人革命が
始まりったいることは充分意識すべきだと思う。

その上で、専門家だからこそ素人にはない違いをしっかりと
価値として伝達して行くことが重要だと思います。


*****************************************************

モノが溢れ市場が飽和し、ユーザーの価値観やライフスタイルが
多様化・複雑化している現代。ユーザーとって魅力的な
独自の価値を提供する必要があります。
そのために、
提供価値の創造⇒価値の伝達⇒価値の提供⇒価値の交換
のプロセスをしっかり考えていくことが重要です。

【サービス事業者向け】集客のぶれない軸をつくる「マーケティング的思考」入門


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2017年05月09日

【素人革命】「インスタグラム ブツ撮りサービス」素人コンテンツの価値の拡大

価値はユーザーが決めること。

そして、環境の変化が激しく多様化している現代、
ユーザーの利用環境の変化により市場の求める価値も
大きく変化しています。

大きな市場ニーズの変化に関する
面白い記事をお伝えします。

今回は、こちらの記事から素人コンテンツの
市場ニーズが拡大している事例です。
↓ ↓ ↓
素人の写真がプロの20倍以上の値段で売れる理由


先月リリースされた、「フォロワー1万人以上の
人気インスタグラマーによるブツ撮りサービス」
が非常に好調とのこと。


当初は半信半疑だった素人の人気インスタグラマーによる
スマホのブツ撮りが予想に反して注文が殺到。

しかも、プロのサービスに比べて数倍以上の
価格がついているようです。


◼︎「素人革命」素人コンテンツの大きな魅力

『私がスナップマートでやりたかった「素人革命」は、
なぜ素人でなければならなかったのかというと、
もう純粋に素人コンテンツには期待を裏切る「意外性」や
予想をはるかに超えるような「創造性」があるからだ。』

この人気の背景には「素人革命」、
常識や定石にとらわれない素人のクリエイティブ
に大きな価値があるようです。

素人によるコンテンツには、期待を良い意味で裏切る
「意外性」や予想をはるかに超える「創造性」。


従来のプロの定石や常識に縛られない
大きな魅力があると分析しています。


◼︎携帯小説で素人コンテンツの大きな価値に気づく

記事の筆者が、素人コンテンツの大きな価値に気づいたのは、
「魔法のiらんど」という携帯小説サイトでの人気コンテンツ。

そのコンテンツは、プロのライターとしての
従来の枠組みでは、文節も段落も日本語として
おかしく明らかに小説の要件を満たさないもの。

でも、その中の人気コンテンツが紙の単行本として
数百万部という大ベストセラーにもなったそうです。

従来のプロとしてみればめちゃくちゃな文章が、
多くの人に受け入れられ大ベストセラーになった
という事実。

紙で読むときに最適化されたフォーマットが、
当時のガラケーというデバイスには最適でなく、
携帯小説のフォーマットの方が最適なのではないか?

携帯小説は、「退化」ではなく「進化」なのでは?
という思いを持ち始めました。

そして、数百万の大ベストセラーは、単なる一過性の
素人の目新しさではなく、素人によるクリエイティブの
大きな価値を感じたようです。



◼︎従来の「定石」や「常識」は期待や予想の枠を超えない?

従来のプロの常識や定石にとらわれない素人のクリエイティブ。

従来のプロの定石や常識が魅力がないとは思いませんが、
スマホでのインスタグラム市場では、スマホで人気の
素人インスタグラマーの方がプロより支持を集め
商業的価値(価格)で評価されている事実。

素人コンテンツの価値を感じるユーザーが
増えているということ。


この記事にあるように、素人コンテンツだからこその
期待を裏切る「意外性」や予想をはるかに超えるような
「創造性」が溢れているとも考えられます。

ある意味では、プロによる定石や常識は、
期待を裏切る「意外性」や予想を超えるような
「創造性」が感じられなくなっているとも考えられます。


従来のプロとして当たり前だった定石や常識とは違う、
新しい価値が生まれているということ。

パラダイムは刻一刻変化し多様化している。

多くの支持と商業的価値のバランスも変化する。

そのユーザーが求める価値の変化に気づかないと、
自分の価値を支持するユーザーも失っていく危険もあります。

*****************************************************

モノが溢れ市場が飽和し、ユーザーの価値観やライフスタイルが
多様化・複雑化している現代。ユーザーとって魅力的な
独自の価値を提供する必要があります。
そのために、
提供価値の創造⇒価値の伝達⇒価値の提供⇒価値の交換
のプロセスをしっかり考えていくことが重要です。

【サービス事業者向け】集客のぶれない軸をつくる「マーケティング的思考」入門


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posted by GAGI at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 提供価値を高める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月02日

マーケティング的思考で提供価値を創造し新しい需要を喚起する

マーケティングとは
「継続的に売れる仕組みをつくること」と言えます。

経済成長が終わりモノを作って売れば
売上が上がった時代はとっくに終わっています。

継続して安定した売り上げを上げていくために、
マーケティング的思考で顧客にとって、魅力的な
価値を創造し新しい需要を喚起することが
必要になってきています。


なぜ今、マーケティング的思考が大切なのか。

価値を創造し新しい需要を喚起しなければ
ならないのか。

その背景となっている事業を取り巻く
環境の変化が密接に影響しています。

だから、
その環境の変化をしっかり理解して
的確な戦略を立てることが重要です。

SOHOやフリーランスなど事業者はもちろん、
組織で働く人も、自分が働く会社や業界がどんな
環境にあるのか知ることは、自分らしい
新しい働き方を考えていく上でとても大切だと思います。


◼︎モノが溢れ豊かなになりモノがなくても困らない

自分の生活環境を見ても、家電や家具などひと通り
揃っていてモノが溢れていませんか?

この商品がないと困るのでどうしても欲しいと
必要に差し迫っている状態は少ないはずです。

今の時代、基本的にモノは溢れているし、
生活はそこそこ便利で快適なので、
困ったことや大きな不満は生まれにくいです。

しかも、
多種多様な商品が供給されているので、
ユーザーにとっては選択肢がたくさんあります。

欲しいものはあるかと問われても
すぐに思いつくような製品は少なく、
欲しいと思ってもそれは経済的な理由で
すぐには手に入れられないモノ。

生活はそれなりに豊かになり、
モノの溢れているので、なくても困らない
ので積極な消費に結びつきません。


◼︎モノの豊かさが生活の豊かさに直結しない

一昔前は、まだまだモノが今のようにあふれていなくて、
新しいモノを買うと生活が楽になり楽しくなりました。

モノが増えることで生活も豊かになった時代であれば、
こんなものが欲しい、こんな生活がしたいという
消費欲求がはっきりと自覚できました。

でも、
今はモノが溢れ大抵のものは揃っている。
確かに良いものや新しいものも欲しいけど
無くても困らない。

このような状態でユーザーに欲しいものは何か、
困っていることは何かと聞いてもユーザー自身も
欲しいものは何か中々答えられないことが多いと思います。

モノの豊かさが生活の豊かさに直結しない時代。

モノやサービスが溢れている現代では、
商品が売れにくくなりました。

いくら良い商品を作ったとしても、お客さんにとって
それが不要であると感じられたら売れるはずがありません。

だから、毎日の生活が豊かに充実するモノ、
何だかワクワクして欲しくてすぐにでも買いたくなる
ようなモノなど、買いたいという欲求を刺激する
ユーザー自身も気づいていないような
価値を提供することが重要になっています。


◼︎ユーザー価値観・ライフスタイルの多様化複雑化

経済成長時代は、モノも豊かでなく情報も少なかった時代、
価値観もライフスタイルまだ画一的でした。

成熟の時代になり、
顧客の価値観もライフスタイルも多様化しています。

画一的なものを嫌い、自分らしさ
個性を重視する傾向が強まっています。

しかも、
1人ひとりの中でも複数の価値観や
価値観やライフスタイルを持ち、
その価値観やライフスタイルも固定せず
変化することも多くなり複雑化します。

購買心理も変化し移ろいやすいので、
ビッグヒットするヒット商品も生まれにくく、
ロングセラー化も少なくなっています。

だから、誰にどんな価値を提供するのか
明確にしていくことが必要です。

ターゲットユーザーを特定しそのターゲット
ユーザーが何を求めているか、どんな商品に
高い満足を得やすいのかしっかりと理解する。

そして、ターゲットユーザーが高い価値を感じる
商品サービスを提供していかなければ売上げは伸びません。

最近は、価値観が多様化し過ぎて
同じ価値観を共有したいというニーズも
大きくなっているように感じます。


◼︎製品情報を簡単に入手し詳しく比較検討できる

最近は、インターネットの普及で、価格比較サイトや
製品レビューサイト、SNSなど様々な情報が発信されているので
ユーザーはいつでもどこからでも
製品を調べ比較検討することが簡単です。

自社製品だけでなく競合他社の製品も、価格や機能や品質を比較し、
口コミなども合わせ一番納得する商品を購入することができます。

それは、ユーザーだけでなく競合他社も、常に他社の動向や戦術を
調査することができる環境ということ。

競合は他社が売れている情報をつかんだら、すぐに良い部分の
真似をして自分の製品を優位にしようと躍起になっています。

だから、
競合がどんなに真似しようとしても
真似されない独自性を持ち差別化できる
商品サービスを開発する。

ユーザーが比較検討しても、明らかに他社に対して優位な
価値を感じてもらえる商品サービスを提供し、自社製品を
選んでもらうことが、常に安定した売り上げを
上げるために重要になってきます。


◼︎製品の高度化・複雑化

高度化とは技術や品質が向上し製品としての
完成度が高まること。

モノ自体の完成度が高くない時は、
そのモノに様々な我慢や不満も持ちます。

また、機能的には気に入っていても、
品質が安定していなければ、
すぐに壊れるとか、電池がすぐなくなるので
「使えない」ことが頻繁におこります。

でも、製品の完成度が高くなると
「使えない」と思うことが少ないので、
我慢や不満が少なくなってきます。

差し迫って新しい製品へ買い替える
必要もありません。

技術や品質が高度化すると
機能や品質だけでは競合他社の製品と
差がわかりにくくなってきます。

多少技術が優れ商品に優れた機能があっても、
高い品質があってもそれだけでは購入に至りません。

必ずしも良い商品・サービスが売上に
結びつかない時代です。

ただ逆に、商品の高度化複雑化が進むと
それに追いつけない人、
困っている人も出てきています。

高齢者などパソコンなどの電子機器などは
機能があり過ぎて使えない、
使いこなせない人も多くなっています。

スマホが全盛ですが、使い方がわからない人や
そんなに機能はいらないからとガラケーにしている人もいます。

スマホだけだと通信費がかさむので、ガラケーで
通話やメールだけ使い分けている人もいます。

製品の高度化複雑化が進むと、ユーザーの中には
追いつけない人や、利用頻度がすきない人、
1部の機能が使えれば良いユーザーが必ず存在します。

そのユーザーに対して、使い方をていねいに
教えるサービスや、利用を代行するサービス、
機能をシンプルにした製品など
新しい価値を生み出すことができます。



◼︎成長時代は終わり市場は飽和している

成長の時代は景気の波風があっても、
市場全体は常に右肩上がりで消費も拡大していました。

だから、ひととき景気が悪くなり売り上げが落ちても
時間が経てば景気は回復し売上も元に戻ることが多かったはずです。

売れない商品があっても、新商品で挽回したり、
新しい取引先を開拓し売り上げを伸ばすなど、
需要が常に拡大していたのでなんとかなった時代です。

でも、今は成長時代はとっくに終わり、
市場は飽和しています。

しかも、勤労者の可処分所得(実際に使えるお金)は、
年々減少し財布のヒモはますます固く閉ざされています。

需要と供給で言えば、既存の市場では、
需要は現状維持もしくは減少していく中で
供給はどんどん増え続けています。

既存市場では、競合との間でシェアを奪い合うだけでは、
いずれ価格競争になり利益を削り疲弊して行きます。

どんどん市場が縮小して行けば、
競合との体力勝負になり共倒れも考えられます。

それでは売れ続けることは出来ません。

だから、
新たな需要を喚起することが必要です。

溢れる商品の中でもユーザーが欲しい買いたい
と思うものや、ユーザー自身も気づいていない
潜在的な欲求を理解し、その欲求を満たす新しい価値を
商品やサービスを通じて提供する。(価値の創造)

価値の創造によって、冷めていた消費意欲を
刺激して新しい需要を喚起することができます。



*****************************************************

モノが溢れ市場が飽和し、ユーザーの価値観やライフスタイルが
多様化・複雑化している現代。ユーザーとって魅力的な
独自の価値を提供する必要があります。
そのために、
提供価値の創造⇒価値の伝達⇒価値の提供⇒価値の交換
のプロセスをしっかり考えていくことが重要です。

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