2018年02月12日

【護送船団方式】落伍者を出さない仕組みが生み出す様々な弊害

自分らしい新しい生き方・新しい働き方を考えていく上で、
時代の変化を知るとともに、その時代に形成された社会の
ルールや仕組がどう変化していったか、そのルールや仕組に
よって自分たちの生き方働き方が影響されているかを知る
こともとても重要です。

2回に渡り、高度経済成長と工業化が私たちの
生き方働き方に大きな影響を与えていることを
お伝えしました。
  ↓ ↓ ↓
「経済成長の変化」色濃く残る高度経済成長時代の社会的ルールや仕組みや生き方働き方

【工業社会】均一・画一的で過度に組織従属的な働き方の誕生

今回は、経済成長時代にとられた護送船団方式について。

この護送船団方式の概念や制度はいまでも根強く残っており、
我々の生き方・働き方に大きな影響を与えています。

護送船団方式について参考になる良い記事がありました。
↓  ↓  ↓
護送船団方式から「個」の創造性へ

護送船団方式とはどんなものなのかウィキペディア
から引用します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B7%E9%80%81%E8%88%B9%E5%9B%A3%E6%96%B9%E5%BC%8F

『軍事戦術として用いられた「護送船団」が船団の中で
 最も速度の遅い船に速度を合わせて、全体が統制を
 確保しつつ進んでいくことになぞらえて、日本の
 特定の業界において経営体力・競争力に最も欠ける
 事業者(企業)が落伍することなく存続していける
 よう、行政官庁がその許認可権限などを駆使して
 業界全体をコントロールしていくこと。』

護送船団方式によって、業界全体が行政のコントロール
のもと落伍する企業が出ないよう業界全体を保護する
ために、政策や業界のルールをその中でもっとも弱いもの
(経営体力・競争力に最も欠ける事業者)を基準に作成し、
業界全体の維持均衡を図っていきました。

企業においては、企業間競争をせず、企業間の格差を生み
ださないよう独自性・差異性を出さない施策を取ってきた
ため、いずれ国際競争力を失っていきます。

この護送船団方式の仕組み・ルールは、社会や行政や
企業や地域などさまざまな領域でわれわれの生き方・
働き方に大きな影響を与えていったと考えられます。


1、ムラ社会が強固化
弱者を救済し落伍者を出さずに全体の調和を計るという
考え方は悪いことではないと思います。

でも、決まられたルールに従うことが強制され
決してそのルールに抗うことは許されない。

権力側のコントロールに抵抗することは出来ない。
ルールに抗い抵抗し秩序を見出せば、その護送船団から
排除される。

元々日本には根付いていたムラ社会が、護送船団方式
により形を変えより強固化されていったように思います。


2、格差を生みださないパターン化した人材を優先
業界慣習の中で、企業間の格差を生みださない一つの
パターンに入れ込む人事戦略を基本としてため、突出
した人材より、一つのパターンを忠実にこなす人材を
優先していきました。


3、マニュアル化・効率化に忠実な人材の途用
企業は、その1つのパターンに従う人材、しっかりした
マニュアルを忠実に実行する人間を求められました。
特に、マニュアル通りに忠実に、しかも高いレベルで
効率よく仕事をこなす人材を重宝し、偏差値が高い秀才
型を求め、一流大学を、しかも優秀な成績で出た人を
採用しておけば間違いがないと考えられていました。


4、良い会社に入れば安泰という感覚
この護送船団方式に連動する形で、マニュアルに忠実な
人材が、安心して効率よく仕事ができるよう終身雇用・
年功序列といった安定的な労使関係を基調とした
日本型の雇用慣行も生まれました。
そして、右肩上がりの経済成長、行政の保護のもと
業界全体の維持均衡により、良い会社にはいれば安泰
という感覚が働く側に芽生えたと考えます。


5、社会や企業が引いたひとつのレールが出来上がる
こうして、良い大学に行って良い会社に入れば安泰、
その企業の中では、決められたマニュアルに忠実に
仕事をこなすという社会や企業が引いたひとつの
レールが出来上がり、多くの人の生き方働き方の基本に
なっていったと思われます。


6、手段の目的化が蔓延
この社会や企業が引いたひとつのレールによって、良い
会社に入ること、その前段として良い大学に入ることが
目的化されていったようです。
  
『本来、大学というのは、そこでより多くの情報やより
 深い知識を得て、それをベースに社会への貢献や、
 自分の能力を発揮し、生きがいを学び、感じるための
 手段としてあるべきなのに。
 目的と手段が、ひっくり返ってしまったのです。』
       
会社に入ることも同様で、会社に入ることは社会人
としてのスタート。

そこから自分らしい生き方・働き方を実現し、
社会に貢献して行く「仕事」を積み上げて行く。
このプロセスが度外視され、良い会社に入るという
手段がが目的化されていってしまった。


7、均一的な無個性でみんな一緒の生き方・働き方の形成 
『戦後の日本人は、一つのレールに乗っかってしまったら、
 それでその人の人生は概ね決まってしまうようになりました。
 工程表が決まってしまった。個の存在を必要とせず、自ら
 求めようともしなかったとも言えるのではないでしょうか。』

生き方・働き方の本来の目的を忘れ、社会や企業がひいた1つの
レールに乗り遅れないこと。
企業が求めるマニュアルに忠実な人材になること。

その均一な生き方・働き方から逸脱しないことが優先され、
個の存在を必要とせず、自分らしい生き方や働き方を
自ら求めなくなってしまったと言えると思います。


8、「居場所」を作らない風土

一人一人の個性を認めず決められたルールに
従順に従うこと。

ルールに則ったマニュアル通りであることが求められ、
自分の考えや自分の意見は不要であり自分勝手と言われる。

「個の存在を必要としない」ということは、
一人一人の個を個として認めないことでもあり、
個の力も必要とせず個は誰かのために役立っている
感覚にもなれない。

「自分なんか必要とされていない」
「自分などいてもいなくても良い」

今、「居場所」がないという悩みをよく耳に
しますが、「居場所」を作らない風土はこの
「個の存在を必要としない」
均一画一の風土から生まれたようにも感じます。


その他にも、
『多くの問題が将来は何とかなるとの甘い
 見通しのもと先送り』

『何をするにも「お伺い」を立てないと進まない
 という、自由を制約される代わりに責任追及
 から逃れられるために好都合なシステムであった』

『弱者にとっては庇護を求めるうえで好都合であった』

など、現代まで続く弊害がはっきりと見られます。

こう見ていくと、「それぞれ一人一人」が、自分らしい
生き方働き方をはっきりさせ自分の未来を切り拓かなければ
ならない時代に、大きな障壁になっているようです。

だから、これらの考え方や風土を理解して
自分らしい新しい生き方働き方に一歩を
踏み出しましょう。


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2018年02月08日

『「会社の寿命30年」が今や"寿命"はわずか5年』はどう変化しているか?

前回、アメリカでアマゾンエフェクトという
アマゾンの急成長で様々な業界に変革が起き
ている現象についてお伝えしました。
 ↓ ↓ ↓
【アマゾンエフェクト】様々な業界の垣根を越えてアマゾンの影響

時代の変化が激しく働く環境も大きく変化している
中で、自分の生き方・働き方を常に客観的に見つめて
いくことはとても重要です。


「会社の寿命30年」とはかつて1980年代に日経ビジネス紙
が唱えたもの。

2007年、その会社の寿命を日経ビジネスが改めて
発表しました。

【会社の寿命】今や"寿命"はわずか5年

『1980年代半ば、「企業は永遠か」「診断
 会社の寿命」の2つの特集を通して企業の
 栄枯盛衰を分かつ法則を分析した。
 時代が大きく動く今、あらためて盛者必衰
 の理を考える時だ。』

その趣旨として会社の繁栄は永遠ではなく、
栄枯盛衰が必ずあることを分析したもの。

この記事では、改めて日経ビジネス紙が
時価総額という評価尺度で会社の寿命を算出し、
日本では7年、アメリカでは5年という結果。

でも、
『情報化の進展などで日本はいずれ米国に追いつく
 と仮定すると、適者生存の競争は一段と激しくなり、
 「会社の寿命(盛期)5年」時代も見えてくる。』

1980年代の「会社の寿命30年」が、
2007年には「会社の寿命(盛期)5年」時代へ。


この寿命の違いは、時代の変化が激しく規制緩和
による構造変化やグロバール化やネットワーク化
による世界を舞台にした熾烈な競争による。

そして、
より大きな違いは寿命を計算するモノサシ。

『82年、本誌は売上高や総資産を基準に企業の寿命
 を調べ、「会社の寿命30年」との結論を出した。
 時代は変わり、売り上げや総資産は企業の盛衰を
 表すモノサシとして注目されなくなった。
 というのも、巨額の赤字を垂れ流し、瀕死の状態に
 ある企業でもランキングのトップになる場合が
 あるからだ。時価総額は「会社の値段」であり、
 将来性を含めた企業の実力を示すモノサシとして
 有効だ。』

そのモノサシは、時価総額というマーケットからの
評価尺度であり、「会社の値段」であり、将来性を
含めた企業の実力。

従来の売上高や総資産のモノサシでは、経営の
健全性やマーケットからの評価が得られない。

この時価総額というモノサシがより会社の盛期を
短くしている。

今、生き方働き方として。先行きが見えず将来不安
から大企業を希望する安定志向の人が増えています。

でも、「大きな会社にいるから安泰」と思っていても
いつどんなことが起きるかわからない時代であることを
しっかり認識すべきです。

何より、大企業の方が、「規制緩和による構造変化や
グロバール化やネットワーク化による世界を舞台にした
熾烈な競争」の中にいること、マーケットからの評価に
さらされていることはしっかり知るべきです。


いたずらに不安を煽るつもりはありません。

ただ、この記事に書いてあるとおり、企業は環境の
大きな変化に適応し続けることが必要です。

『「寿命5年」という変化の時代を生き延びる
 キーワードは「環境適応能力」だ。適応能力
 の高い生物が進化し、生き延びたように、
 企業社会でも適応能力の有無がカギを握る。』

企業が常に進化し生き延びるために環境適応能力を
強化するために、働く社員も当然適応能力が求められます。


この記事が書かれた2007年に対し、グローバル化や
ネットワーク化の加速、アマゾンエフェクト、AIや
IoTやロボットなどテクノロジーの進化、人口減少問題
など時代の変化はますます激しくなっています。

想定外の変化はもっと起こります。

だから、
自分がどんな働く環境にいるのか常に冷静に客観的に
意識して見つめる習慣が必要です。

そして、
想定外の変化が起きた時,自分はどう対応するか
常に考えておく。万が一変化があったときにどう
対処するか自分の働き方を考える。

常に自分を取り巻く環境や現状を見つめながら、
問題意識を持って自分の生き方働き方を考えていく。


変化が激しい時代には大切な備えです。


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2018年02月07日

【アマゾンエフェクト】様々な業界の垣根を越えてアマゾンの影響

今、時代が大きく変化しています。
それに合わせて生き方働き方もどんどん
変化の兆しが見えます。

自分を取り巻く環境の変化をしっかり見据え、
自分らしい生き方働き方への打ち手を考える
ことが重要です。

アメリカでアマゾンエフェクトという現象、
アマゾンの急成長で様々な業界に変革が起きています。

このアマゾンエフェクトは確実に日本にも影響を
与えることが予測されます。

就活生や転職を目指している人や関連する業界に
いる人はもちろん、日本型雇用にも影響が考えられ、
あらゆる人の働き方に関係してくることも予想されます。


■アマゾンエフェクトとは

アマゾンエフェクトとは、アメリカのインターネット
通販サイトのアマゾン・ドット・コムが加速度的に
急成長し、ネット通販だけでなく買収なども含めて
新規市場への攻略により、様々な業界で業績の悪化や
株価の低迷に陥り不振にあえぐ企業が増えている
状態を指します。

「アマゾンがあらゆる企業・産業をのみ込む」という
意味でも使われているようです。

多くの消費者の購買行動がリアル店舗からネット
ショッピングへ変化し、アマゾンがどんどん新しい
サービスを展開することで米国内の百貨店や
ショッピングモールや小売店舗が閉鎖に追い込まれています。

アメリカではこれまで書籍、家電、日用品、家具などの
小売、百貨店、食品スーパー、ドラッグストア、など
多方面に影響が拡大しているようです。

アマゾンの成長に伴って、既存の従来型の小売店の
需要が激減し業績が悪化。アナリストたちはアマゾンの
新しいサービスがどんなものかを予想することで、
次に業績が悪化する小売業態を分析しているよう。


■リアル店舗との相乗効果でアマゾンエフェクトが拡大

アマゾンは2007年から「アマゾンフレッシュ」という
生鮮食料品のEC通販サービスを開始していたが、鮮度
期間が短い生鮮食料品を本格展開するために倉庫、物流網
が必須で、そのために2017年に高級スーパーのホールフーズを
1兆5000億円で買収。

こちらの記事にあるように、
 ↓ ↓ ↓
アマゾン、ホールフーズ買収完了へ 生鮮品など値下げ

『アマゾンのサイトを通じてホールフーズ商品の
 販売を始め、アマゾン経由で生鮮品の宅配サービスも
 受けられるようにする。アマゾンの有料会員がホール
 フーズで買い物をする際には割り引き特典も付与する。』

ホールフーズの一部商品の値下げとともに
アマゾンのサービス拡充にもつなげています。

このホールフーズの店舗網、実験中のレジなし
コンビニ店舗(アマゾンゴー)や生鮮食品を扱う
ドライブスルー店舗(アマゾンフレッシュ・ピック
アップ)などリアル店舗の本格的展開とネット通販
事業との相乗効果でアマゾンエフェクトはより拡大
されるともられています。


■日本でも着々とアマゾンエフェクトが進行している

このアマゾンエフェクト、
日本にも着々と進行してきています。

2018年2月4日(日)の日経新聞朝刊より

『あらゆる産業をのみ込むアマゾン・エフェクトが
 日本のファッション業界を揺るがしている。嗜好性
 が高い洋服はネット通販に適さないとみられてきたが
 今春都内にアマゾンが開く撮影スタジオは日本を開拓
 する意思表示と受け止められた。14兆円規模と新車
 販売に匹敵する市場でゾゾタウンやユニクロが迎え撃つ。』

アマゾンはアメリカでは、衣料品販売で米ギャップ
の多くの店舗を閉鎖に追い込んでいるようです。

日本国内の衣料品市場は14兆円でその1割がネット通販
と言われ、その市場性にアマゾンが開拓準備をしている
意思表示と受け止められています。

衣服に特化した物流拠点も埼玉と大阪に開設し
商品点数も伸びており、

そして、衣料品だけでなくネット通販にも
アマゾンエフェクトが押し寄せています。
 ↓  ↓  ↓
楽天が挑むアマゾンエフェクトという苦境

『アマゾンによってその地位が危うくなってきている
 業態に、従来型のネット通販がある。理由は、アマゾンが
 徹底的にストレスのない買い物プロセスを作り上げる
 投資を続けているからだ。』

この記事では、楽天はあえて使いづらい従来型の
ネット通販の買い物プロセスにしている部分もあり、
ストレスフリーの使い勝手の良いアマゾンにユーザーが
シフトしてしまう危険性を指摘。

楽天やZOZOTOWNなど日本のネット通販企業も独自性を
打ち出しているが、ネット通販にもアマゾンエフェクトは
確実に影響してくることが予想されます。

このように、アメリカでのアマゾンエフェクトは
確実に日本にも進行しており、その環境変化にも
敏感になっておく必要を感じます。


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2017年12月14日

【リクルートトレンド予測2018】シニアやミドルの働き方が多様化する

毎年年末になると翌年のトレンドの予測を発表する
リクルートトレンド予測2018が12日発表されました。
 ↓ ↓ ↓
美容・人材派遣・飲食・住まいなど8領域の新たな兆し 
2018年のトレンド予測を発表


リクルートトレンド予測とは、リクルートホールディングス社が
美容、アルバイト・パート、人材派遣、社会人学習、
人材マネジメント、飲食、婚活、住まいの暮らしに関する
8つの分野で2018年の方向性をキーワードで予測するものです。

まずは各領域のキーワード予測を見てみましょう。


■8分野におけるキーワードとトレンド概要

リクルートトレンド予測2018で発表された
美容、アルバイト・パート、人材派遣、社会人学習、
人材マネジメント、飲食、婚活、住まいの8つの分野に
おけるキーワードとトレンドの概要です。

美容領域:『来るスマ美容師』
高齢者のもとへ「スマイルを届けに来る美容師」が増加の兆し!

アルバイト・パート領域:『年功助力』
戦略的にシニアを採用し、活かす企業が増加!

人材派遣領域:『熟戦力』
人手不足を背景に、実務担当の即戦力として定年後の人材を
   受け入れる企業が増加!

社会人学習領域:『まなミドル』
成長機会を求め、会社の枠を超えて学び始めるミドルが増加!

人材マネジメント領域:『ボス充』
生活を楽しみ、社外活動が充実している上司が企業においても活躍!

飲食領域:『ピット飲食』
軽い飲食で、役割と役割の間に気持ちを切り替える人が増加!

婚活領域:『お見せ合い婚』
オンライン上での多様な自己開示を通して、結婚をする人が今後増加!

住まい領域:『育住近接』
保育園や学童保育などをマンションや団地内に設置する住居が増加!


■シニアやミドルなど働き方の多様性

来年2018年のトレンド予測8分野の中で、シニア活用など
働き方の多様性につながる項目が多くありました。

image.jpg
※人材派遣分野の『熟戦力』
60代を中心とした定年後のシニアの長い経験やスキルを
活かした実務能力を即戦力として求める企業が増加している。

人生100年の時代に、定年後のシニアの中でまだまだ
現役を続けようとしている人が増えている。

人材不足人手不足の中小企業では、シニアたちの長い経験や
スキルの実務能力を即戦力として活用ニーズが拡大している。

正社員でなく派遣という自由度の高い雇用形態が、
シニア側にも企業側にもマッチしている。

受け入れの人事制度が整っていない企業でも、派遣という
仕組みや自在としての活用支援が増えればどんどん
シニア活用が活発化すると予測される。

※アルバイト・パートの分野の『年功助力』。
シニア活用はパートやアルバイトというより
自由度の高い雇用形態でも拡大。
より広い業種で様々な職種のシニア活用が可能になる。

「年の功」で若いアルバイト先やパートの良き相談役に
なったり指導することで若い世代のスキルアップにもつながる。


※社会人学習の分野の『まなミドル』
40代から50代のミドルが大学院や資格取得などで
学ぶ動きが広がっていく。
人生100年を見越し、ミドル以降も活躍を続けるため
成長のきっかけを得ようというミドル世代。

それと別に、ゆでガエル世代とも言われる40代50代は、
今の職場では役職が3割程度に変化しているとも言われる中で、
「学び直し」をして新しい仕事へのきっかけを狙っている人も多いはず。


シニア活用では、派遣やパート・アルバイトだけでなく、
個人事業主としての業務委託や顧問という働き方も考えられ、

副業解禁で本業との兼業という形も増えれば、
シニアだけでなくミドル層の新しい働き方も増えることも
予想される。

実務経験が長く、スキルも学び直してスキルアップすれば
人材不足・人手不足に悩む企業にとって即戦力であり
組織活性化や生産性向上のきっかけにもなることが期待出来ます。

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2017年12月12日

【予測不能なVUCAの時代】に自分を取り巻く環境の変化への対応に必要なぶれない軸を持つ

自分を取り巻く環境の変化を知ることは、
自分らしい新しい生き方働き方を戦略的に
環境の変化への対応を考える上でとても重要です。


今回は、VUCAの時代について。

VUCAの時代についてこちらから
↓ ↓ ↓
日本の人事部 人事用語辞典「VUCA」

『「VUCA」とは、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、
 Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ
 合わせた造語で、これら四つの要因により、現在の社会経済
 環境がきわめて予測困難な状況に直面しているという
 時代認識を表す言葉です。』

Volatility(変動)変化が激しく変動しやすく
Uncertainty(不確実)不確実な要素が高く
Complexity(複雑)今までに比べ複雑化し
Ambiguity(曖昧)とても曖昧

21世紀の現在、社会経済環境はきわめて予測が
困難な状況にいる事をしっかり時代認識する。

説明にもあるように、VUCAはもともと1990年代アメリカで
冷戦終結後の複雑化した国際情勢を意味する軍事用語として
使われ始め、2010年代には経営やマネジメントにも
使われたようです。

予測困難・予測不能な時代だからこそ、どのように乗り越えて
行くかを自分なりに考えていくことが必須であり、
そのために何が必要か?

予測不能なVUCAの時代に、
個人として必要な生き方働き方を考えていきます。


前進.jpg

■予測ができないVUCAの時代だからこそ求められる即断即決

『VUCAの時代には、入念にシミュレーションしても、
 想定を超える事態が次々と発生します。
 環境変化は予測不能であり、企業も個人も、臨機応変に
 対応することしかできません。だからこそ、求められる
 のは“即断即決”。』

『検討に検討を重ねるのではなく、アイデアがあれば即実行。
見込みがあれば突き進み、なければ朝令暮改で撤退する。』

多様化し、変化が速く、変化が激しく、はっきりしない
VUCAの時代には、入念にシミュレーションしても、
想定外の事態が次々と発生します。

だからそんな状況でも、人工知能などあらゆる手段を活用し
臨機応変に状況に対応することが求められます。

限られた情報の中でも予測し、その予測が正しいか
即断即決し、実行し、その結果を検証して行く。

限られた情報から仮説設定する力。
その仮説を具体化し実行する力。
実行した結果に見込みがあるかどうかの判断力。
判断に基づき突き進むか撤退するかの意思決定力。


何が正しいかなど、やって見ないとわからないところも多いので、
変化を恐れず答えを出し周囲を巻き込む力。

組織全体で結果を出して行くことにコミットする
信頼関係。

など、経済成長時代の変化が予測できた時代とは
求められる人材像が大きく変化しています。


■予測不能なVUCAの時代だからこそ生き方働き方のぶれない軸を持つ

VUCAの時代求められる人材像が今までと
急激に変わってきています。

めまぐるしく変わり予測ができない状況の中でも
即断即決するためにぶれない自分の軸が必要だと思います。

『テロや災害、海外の政情不安など、予期せぬ事件・事故も
 「起こって当然」と考え、そうした環境要因を、決して
 失敗や対応の遅れの言い訳にしない。
 “想定外を想定する”心構えこそ、VUCA時代の人と組織に
 必須のマインドと言えるでしょう。』

想定外を想定する心構えを持つために、

まず、想定外のことは起きて当たり前な時代であると認識すること。

アメリカやヨーロッパでの政治の変化、大企業の事業売却、
人工知能やクラウドコンピューティングの技術革新、
副業解禁での働き方の多様化など・・・

今、様々な想定外のことが起きています。

想定外のことは起きて当たり前な時代であると認識
していないと、自分たちの周囲でも、実は今までに
は考えられなかったことが起きていることを見逃して
しまうかもしれません。

そうして、想定外を想定する心構えを持つ。

そんなVUCAの時代だからこそ、自分の中で
VUCAでない部分を持つことが重要です。

『自分で考えて行動する主体性や自律性、変化を恐れず、
 むしろ変化を楽しみ、新しい挑戦と捉えられる好奇心や
 チャレンジ精神の旺盛な人材が求められます。』

自分で考えて行動する主体性や自立性。
変化を恐れず新しい挑戦と捉えるものの捉え方。
新しい挑戦や変化を楽しむ好奇心。
挑戦してやろうというチャレンジ精神。
なんとしても達成するというやり抜く力(グリッド)。

それを支えるのは人生観や仕事観、
人生哲学やライフプランなどブレない軸。

ブレない生き方働き方を持つからこそ、
変化を恐れず、むしろ変化を楽しみ
予測不能なことにチャレンジ出来るのだと思います。


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2016年12月18日

「リクルートトレンド予測2017」個人が自分に合わせて働き方を決めていくライフフィット転職

政府の働き方改革、企業個人それぞれの多様化、
技術革新など、今、日々働き方が変化しています。

自分らしい新しい働き方を創って行く上で、
自分を取り巻く働き方に関する環境の変化を
知ることはとても重要です。


このブログでも、
重要と思われる新しい働き方の環境の変化と
その環境の変化に合わせた取り組み方などを
随時お伝えして行きます。


個人が働き方提案、17年のトレンドに リクルート

『リクルートホールディングスは13日、
 2017年のトレンド予測を発表した。
 住まいや進学、飲食など8つの領域ごとに
 来年の動きを分析した。
 労働関連では政府の働き方改革も背景に、
 求職者が企業と勤務条件を
 交渉する「ライフフィット転職」や
 個人の力をパズルのように組み合わせる
 「パズワク」という動きが出てくるとみている。』

2016年のトレンドでは、インバウンドの増加にともなう
『モノ消費』から『コト消費』への変化をとらえた
「美ンバウンド」など、

毎年、時代の潮流や動向をキーワードとともに
予測を発表しているリクルートホールディングスが
「2017年のトレンド予測」を発表しました。

  ↓ ↓ ↓
「2017年のトレンド予測」発表会


リクルートグループが事業展開するキャリア・社会人学習
・飲食・美容など、8つの領域における2017年の動向を
発表しています。

新しい働き方に関連して、特に注目したいキーワードは
上記日経新聞記事にもあるように
「ライフフィット転職」と「パズワク」。

先ず、ライフフィット転職について。

『企業と対話し、生活に合わせた働き方を実現する
  「ライフフィット転職」』


『労働人口の減少、制約社員の増加、「働き方改革」の
 推進など、個人における働き方が多様化。
 企業が提示する「一律の働き方」に求職者が適応する
 だけではなく、求職者が個別に勤務条件を提示し、
 企業がそれにフィットする構造の増加。』


■企業が提示する「一律の働き方」に個人が合わせた従来の働き方

従来、働き方に関して、個人の都合があっても
その都合など関係なく企業側が提示する「一律の働き方」
に従う必要があった。

価値観やライフスタイルや生活環境など、個人それぞれ多様に
なっている中で働く側はその「一律の働き方」に合わせなければ
ならなかった。

特に、核家族化などの背景で、育児・家族療養・介護など
生活環境のステータスと働き方の折り合いを合わせる
ことはとても大変。

だから、価値観やライフスタイルや生活環境でどうしても
折り合いがつかない企業と働く側のミスマッチも多々発生していた。

経済的な事情でやむなく仕事を続けざるを得ないため、
子育てを諦めたり、生活を犠牲にしたり、無理を続けて
疲労やストレスを重ねたり、誰かにしわ寄せが行っている現状。


■生活と仕事のバランスに合わせ個人が能動的に働き方を提案する

ライフフィット転職は、企業側が提示する「一律の働き方」でなく、
その「一律な働き方」に何とか折り合いをつけていた求職者が、

『生活と仕事のバランスをとった「多様な働き方」での
 活躍を念頭に、能動的に、個別の勤務条件を交渉する
 時代が始まりつつある。』


従来の一律な働き方を企業側の提示するのではなく、
個人が個別に生活と仕事のバランスをとった
働き方を企業に提案し企業と交渉していく。

ここで、重要になってくるのポイントがいくつかあります。

・企業側からの一方通行ではなく、働く個人との
 双方向で働き方を決めていく

・働く個人側と企業との関係性も変化していく可能性

・生活と仕事のバランスのをどのように考えるか
 ”自分らしい働き方をはっきりさせる”必要性

・その働き方での”活躍”を念頭にする

・能動的に提案・交渉していく重要性

などが考えられます。

ライフプラン.jpg

ライフフィットとは、自分の生活に仕事をどう
フィットさせていくかということ。

そこには、
自分はどんな生活と仕事のバランスを
取りたいのかというライフプランの側面。

従来の雇用関係ではない企業との関係性。

その働き方の中でどう成果を出し
活躍するかという側面。

など能動性や主体性も問われています。

自分らしい働き方は自分で創っていく。

従来の企業が一方的に提示していた
「一律の働き方」とは働く側の個人も
意識を変える必要性が出てきます。


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