2018年01月15日

「ゆでガエル現象」の背景にある経済成長時代のパラダイムに縛られていないか?

今、変化が激しく様々な領域で大きな影響がある
環境の変化が起きています。

でも、その変化に気づかないで自分の状況を、
悪化させているゆでガエル現象がいたるところに
起きています。

例えば、
「ゆでガエル産業」
EVを軽視する日本の自動車産業は「ゆでガエル死」する


「ゆでガエル企業」
"ゆでガエル"と化した日本企業

「ゆでガエル組織」
「集団的ゆでガエル状態」に陥らないように

など。

個人では、
【ゆでガエル世代】50代男性の厳しい現実

でも、50代だけでなく20代もゆでガエル化しているようです。

かつて40代・50代に起きていた「ゆでガエル化」が20代に起きている危機感

こう見ると、あらゆる世代あらゆる領域に
ゆでガエル現象が起きていると考えた方が
良さそうです。

このゆでガエル現象が蔓延する背景には、
経済成長時代のパラダイムがとても大きく
影響していると考えられます。

辞書によればパラダイムとは、

パラダイム(paradigm)とは、ある時代や分野において
支配的規範となる「物の見方や捉え方」のこと

  三省堂辞書サイト

ある時代に支配的な物の考え方・認識の枠組み
   goo辞書

一億総中流と言われた経済成長時代には、
明確な生き方働き方のパラダイムがありました。

そのパラダイムの元で、みんなが幸福な
生き方働き方をして幸せな豊かな人生を送る・・・

経済成長時代は大きな失敗もなく、
何をしても成功していた・・・

この経済成長時代をそのまま引きずっている人、
親や周辺の大人たちから引き継いだ子供たち・・・

経済成長がとっくに終わり成熟期になり、
生き方働き方も大きく変化しているのに多くの人を
支配していたそのパラダイムは、まだ根強く多くの人に
影響しているようです。


21世紀に入り仕事を取り巻く環境も
どんどん変化しているのに、
経済成長時代のパラダイムに縛られ
ゆでガエル化している個人や産業や企業
がとても多いのではないでしょうか?

元杉並区立和田中学校校長の藤原和博さんが書かれた
「35歳の教科書」という本から、自分自身の経験も合わせて、
その代表的なパラダイムをまとめてみました。


■経済的に豊かになるという共通のひとつの目的

『成長社会では夢を描くのが簡単でした。
 人々は「新しい"モノ"によって幸せになる」
 信じることができたからです』

          
経済成長時代はまだまだモノが豊かでない時代。
だから経済的に豊かになり「新しい"モノ"を手に入れて
幸せになる」と皆が信じていた。

もっとモノを手に入れて豊かになり幸せになる。

周りの人たちも同じ夢を描いていました。

色々な"モノ"は出てきてどんどん新しくなり、
モノを買うことで生活は向上し幸せになった。

誰もがモノが増えることで幸せだと思えたから、
もっと働いて収入を増やしモノを買った。
隣がカラーテレビを買えばウチも買い、

ウチが電気冷蔵庫を買えばお隣が買う・・・
ある種とてもステレオタイプ的ですが、
その時代は同じ目的を共有していました。


■社会が引いたレールに従えば間違いない

『良い高校に進み、良い大学に入れば、
一流企業に就職できるから幸せになれる』

『良い会社に入って一生懸命働けば、誰でも
 経済成長と年功序列で賃金は上がり、定年時には、
 充分な退職金が出て、自分の家が持てる時代』


社会が引いたレール、ライフプランに従えば
それぞれ思い描く豊かさ幸せが得られた。

出世など出来なくても良い会社に入れば
間違いない良い結果が得られる。

だから、社会のレールに従うことが
唯一絶対のライフプランのように思われた。


■みんな一緒

『こうした高度成長の中で「中流意識」が国民全体に
 広がり、「一億総中流社会」が実現しました。
 戦後、食べるものもない貧しさを経験した人たちが
 一気に底上げされて、平均的に豊かになったのです』


受験戦争や出世競争に思い通りにならなくても、
社会全体が右肩上がりに発展していたので、
社会のレールに乗っていれば、「みんな一緒」にその流れに
乗って、それぞれ満足のいく豊かさを得られた。

同じ、経済成長の流れに乗って、
多少の差があっても、今ほどの格差ではなく、
皆それぞれに豊かさを得られたので、
「みんな一緒」に豊かさを共有できた。


■没個性で出る杭にならない

『会社には骨を埋めるつもりで奉公する。
 少々理不尽なことがあっても辛抱しなければ
 ならないし、自分の意見は必要ない。
出る杭は打たれるから、目立たないように
しなければならない』


会社の方針に従っていれば安泰。

だから、大きな歯車の一つとして働く。

与えられた環境の中で、与えられた役割に忠実に
言われたこと指示された通りに働くこと。

余計なことをして失敗して減点されないよう、
つつがなく目立たぬように立ち振る舞う。

「みんな一緒」に、同じ目的を持ち同じ方向を
 向いているから、より良くするためと思い
 前向きな自分の意見が時として自分勝手と
 思われてしまう。

 だから、いつの間にか自分を出さず
 目立たぬよう人と同じようにするようになる。

◼︎自分の意思を持つな!考えるな!

「みんな一緒」という考え方には、平等に公平に
共生するという意味ではなく、均一画一的に同じ
考え方に従うというニュアンスが含まれます。

自分の意見など持たず、決められた通りに
決められたことをする。

周囲と違った意見を持つと、協調性がなく
自分勝手と言われてしまう。

指示されたことを忠実に実行すれば良い。

だから、余計なことは考えるな、
自分の意思など持つな。

とても、極端に思えますが、
決められたレールの上を、決められたルールに
従うという暗黙の縛りの中で、
無意識的に自分の意思や自分の考えを持つことを
禁止している人はとても多そうです。





変化が激しく多様化し複雑化している現代、
自分らしい働き方は自分で作っていく時代。

自分らしい新しい働き方を考えていく上で、
経済成長時代のパラダイムを知ること。

働き方に関して、そのパラダイムが自分の
物の見方や考え方の枠組みにどのように
影響しているか気づくこと。

新しい生き方働き方に向かって
環境の変化の中でゆでガエル化せず
新しい一歩を踏み出すためにとても重要です。


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2017年12月08日

「経済成長時代のパラダイム」無意識化した固定観念に気づく

まず、固定観念とは何か調べてみました。

固定観念とは - Weblio辞書より

『固定観念とは? 心の中にこり固まっていて,他人の意見や
周りの状況によって変化せず ,行動を規定するような観念。』


前回の記事で、

「問題は時間が解決してくれない」どころか
「問題は時間の経過によってかえって悪化していく」時代


経済成長の時代には、
「問題は時間が解決してくれた」
けれど、

経済が終焉し成熟期に入って
「問題は時間を経過すればするほど悪化する」
大きな変化について述べました。

この時間の解決の事例のように
「経済成長の時代には当たり前だったこと」
が現代では大きく変化していることがたくさんあります。


経済成長時代の当たり前の多くは、
当たり前でなくなっています。

生き方・働き方も大きく変化しています。

でも、現代を生きている我々には、
経済成長時代のパラダイムは多くの人の
生き方働き方にとても大きな影響を与えています。

多くの人を支配していたそのパラダイムは、
まだ根強く多くの人に影響し固定観念になっていると考えられます。

その理由は、
経済成長時代の「みんな一緒」というパラダイム。

社会も家族も周囲も友人も同じように「みんな一緒」に
同じ方向を向き、同じレールに乗り、同じ物の見方や捉え方をし、
同じように行動する。


しかも、経済成長は安定成長まで含めると
40年以上の長い期間「みんな一緒」。

生まれた時から当たり前のように、
個人個人の行動を規定している観念も疑うこともせず
固定観念となり無意識化している。

経済成長は止まり成熟期から停滞期へ、
人生100年、人口減少、第4次産業革命など
変化が激しく多様化し複雑化した時代。

ものごとをどう捉え、ものごとにどう取り組むかで
人生に大きな差が出ると言われています。


そのために、自分が無意識的にものごとを
どう捉えどう行動を規定しているか、
自分の固定観念に気づくことが第一歩です。

経済成長時代のパラダイムによって
固定観念になりそうな要素をあげてみます。


■イザとなれば国や会社が守ってくれる
  社会保障では、国民皆保険・国民皆年金で、
  国民の誰もが安心安全な暮らしを守られ、
  会社では、終身雇用や年功序列や退職金制度に守られ、
  しっかりと働けば給与は安定して伸び、特別な失敗を
  しなければクビにはならず、定年まで働けば高額な
  退職金を貰えた。イザとなれば国や会社が守ってくれる。

■自分の人生の目的など真剣に考える必要はない
  経済的に豊かになることという共通の目的を持って、
  モノを持つことでその豊かさを感じられたので、
  特段に、自分の人生の目的など真剣に考える必要もなかった。

■「みんな一緒」に未来に運んでくれる
  社会が引いたレールに乗っていれば、それぞれの人が
  相応に幸せな豊かな未来に運んでくれた。
  未来に向かう自動搬送システムが働いていた。

■未来のことなど考えなくても良い
  未来に向かうおおよそのコースが決められていて、
  自動搬送システムに乗っていれば良かったので、
  未来のことや人生設計やライフプランなど考えなくて良かった。  

■周囲に合わせ人と同じでいること
  社会や会社が決めたルールの元で、
  「みんな一緒」にそのルールに従うことが最優先。
  周囲に合わせ、人と同じことが何より無難な選択。
  なまじ、自分らしさなど追及すると自分勝手と非難されたり
  出る杭になってしまい干される危険が大きい。

経済成長のパラダイム.jpg

■自分の意思を持つな
  ルールに従って、ひたすら言われたことに忠実に
  こなすことが賢明な生き方。
  自分の意見など言ったら出来る杭になってしまう。
  だから、自分の意思など持たない方が良い。

■とにかく失敗をしないこと
  何より、大きな失敗をしないこと。
  そうすれば、社会が引いたレールに乗っかって
  豊かな未来が待っている。
  ルールに抗って新しいことにチャレンジなどすれば、
  例え成功しても出る杭として打たれるだけ。

  失敗などしたら「みんな一緒」のレールから
  外させるので元も子もない。

  
  だから、とにかく失敗しないこと。
 
■やってもムダ・どうせ無理
  新しいことにチャレンジするには、チャレンジできる
  環境と応援してくれる人がとても重要。
  経済成長時代はこの二つがダブルで機能しない。
  機能しないどころか、足を引っ張られたり、巻き込まれたく
  ないので梯子を外されたりする。
  だから、チャレンジすること自体がとてもハードルが高く、
  失敗のリスクも大きい。

  「やってもムダ」「どうせ無理」、何もしない賢明な人たちに
  囲まれチャレンジする気力もなくなってくる。    

■出来る限り余計なこと面倒なことにかかわらない
  「みんな一緒」にルールに従い、失敗をせず、
  無難に、人と同じようにすること。
  そういう優先順位で考えると、出来る限り余計なこと
  面倒なことにかからないことが重要。
  だから、
  批評家のように第三者のように、当事者にならず
  他人ゴトでいるように注力する。




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2017年12月05日

「サーカスの象の悲しい結末」環境を選択することができないと寿命が縮む   

サーカスの象は小さなときから鎖に繋がれ、
逃げることを諦めてしまう。

なんどもなんども逃げることを試みても
決して逃げることができない。

その繰り返しの中で、
「この鎖から逃げることはできない」
と思い込み、逃げることを諦めてしまう。

象たちは、鎖に繋がられたまま一見おとなしそうに
しているように見えます。

でも、本来、象は野生の中では自由にのびのびと
家族とともに暮らすことが当たり前。

逃げることを諦めてしまっただけで、
自由を奪われて育ったサーカスの象達は、
大きなストレスやいらだち抱えながら過ごしているようです。


だから、サーカスの象たちは
悲しい最期をむかえることも多いそうです。


■サーカスの象達は野生の象に比べ平均寿命が短い

『08年、動物園のゾウは野生のゾウの半分以下しか
 生きられないとする研究結果が報告されました。
(参考:Compromised Survivorship in Zoo Elephants −
Clubb et al. 322 (5908): 1649 − Science(英語))
 はっきりとした理由はわかっていませんが、ストレスと肥満が
 関係するのではないかとしています。』

動物の寿命図鑑−アフリカゾウより
http://www.zooing.net/archives/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%BE%E3%82%A6

この記事によれば、野生のゾウの平均寿命は70才に対して、
動物園の象たちの平均寿命は半分以下。

サーカスの象の平均寿命は調査されていないようですが、
足に鎖を繋がれたまま自由に動くこともできないサーカスの象は、
恐らく、動物園の象に比べても寿命は短いのではないかと想像します。

研究結果によれば、動物園の平均寿命が短い理由はストレスと肥満が
関係しているのではないかとしています。

逃げることを諦めてしまい、自由を奪われてしまった
孤独なサーカスの象にはもっと大きなストレスがかかって
いるはず。
 
自然の中で群れをなして生活をしている象にとって
 縄に繋がれ自由を奪われた毎日は心身ともに病んで
 いくのかもしれません・・・

■サーカスの象が突然暴れだす

『恐怖におののく子供達を背中に乗せたまま、暴れまわる象が
 サーカスの観客たちをパニックにおとしいれ、
 調教師を踏み殺し、あげくの果てに特別機動隊によって
 市街地で射殺されるという事件が起きています。
 ここにそうした例をいくつか挙げてみます。』

 子供をサーカスに連れていかない3つの理由より
 http://www.arcj.org/zoo-circus/detail/circus01.html

 時としてニュースでも見かけますが、サーカスの象
 が突然、飼育員を襲ったり街中に出て暴れだしたり
 することも多いようです。

 この記事にあるように、サーカスの象だけでなく
 さまざまな動物たちが虐待を受けながら
 ある時、調教師たちに襲いかかる事件が起きています。
 
 劣悪な環境で虐待に合い、自由を奪われ大きなストレスを持ちながら、
 でも鎖から逃げることはできないという諦め。 

 「自分はこの環境から逃れられない」
 「どんなにつらくても自分には逃げることができない」

 劣悪な環境、日々の辛い虐待ももちろんですが、
 そこから自分は逃げることができないという諦めてしまって
 明日に希望が持てないことが、ストレスや怒りに拍車をかけて
 しまうのではないでしょうか?

サーカスの象 .jpg
画像出典:子供をサーカスに連れていかない3つの理由より
 http://www.arcj.org/zoo-circus/detail/circus01.html


■人間も「選択」できないと寿命が縮む

サーカスの象は野生の象に比べ寿命が短いのは
環境を「選択」することができないためと考えられます。

このサーカスの象たちの悲惨な結末は人ゴトではありません。


『・社長の平均寿命は、従業員の平均寿命よりも長い。
  その理由は、裁量権つまり選択権の大きさにある。
 ・動物園の動物の寿命が、野生の動物よりはるかに
  短いのは、「選択」することができないからだ。』
             選択の科学 シーナアイエンガ-

この本によれば、サーカスの象や動物園の動物のように、
私たちも「選択」できるかどうかで
平均寿命に違いが出るという研究結果が出ているそうです。
 
「自分は環境を選ぶことはできない」
「どんなに辛くても自分は環境を変えられない」

など、知らぬうちに勝手につくってしまった
間違った思い込みにがんじがらめになっていないでしょうか。


21世紀になり、激動する時代の変化・環境の中で、
働き方も多様化し自分の働き方は自分で決める時代。

自分らしい未来は自分で創っていける時代でもあります。

未来を創ることを間違った思い込みで諦めてしまっている。

諦めていることも見てみぬふりをして、
これでいいと自分を納得させていないか。

ホントウに自分で納得していれば良いですが、
諦めてしまったことに、本当の自分は
満たされないココロ、くすぶった気持ちがないかどうか。

それがストレスや怒りにつながっていないか。
ホントウのココロと向き合うことも重要です。




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「ノミの訓練」自分の限界をつくっているのは自分だと気づく

カーニバルなどで人気のノミのサーカスでは、
芸を仕込むため決められた高さに
飛ぶようノミを訓練します。

ノミは本当はすごい跳躍力があるのに
天井のある小さな容器しか飛べないよう
高さを調整させられます。

訓練されたノミは天井をなくしてもその高さを
限界にしてそれ以上高く飛ばなくなるそうです・・・

成長から成熟の時代。
「みんな一緒からそれぞれひとりひとりへ」
自分の人生は自分で創っていく時代です。

多様な生き方働き方がどんどん広がっている中で、
これからの時代を見据えながら自分らしい働き方を
模索している人が増えています。

でも、片や、
自分のには無縁なこと自分には関係ないこととして
新しい生き方働き方に意識を向けない人、
多様な生き方働き方を自分ゴトとして
視野を広げられない人も多い。

自分らしい働き方は自分で創っていく時代。

多様な働き方に視野を広げるためには、
考え方や意識を変えることが重要です。

「自分には無理」
「自分には関係ないこと」
「自分はこんなレベル」

と間違った思い込みで枠組みをつくってしまい、
自分の考え方や意識を制限している事に気づく
ことがとても重要だと思います。

サーカスの象の話
と同様に、
間違った思い込みで自分で自分の限界を作って
しまっているに気づきを促してくれる良い事例に
「ノミの訓練」のお話があります。


小さな違いが大きな成功を生むという本から紹介します。


■ノミの訓練とは

その昔から「ノミのサーカス」という見世物が
フランスを中心に開かれていました。

サーカスなのでいろいろな曲芸をノミにさせるのですが、
その曲芸のために「ノミの訓練」がありました。

ノミはの本来、体長の200倍もジャンプすることが
出来る跳躍力を持っていて、体長は約3mmくらいの
ノミだと60cm近く飛べるようです。

そんなに高くジャンプされると曲芸にならないので、
ジャンプをコントロールするために「ノミの訓練」を
しました。

それは、とても簡単な方法で、
瓶の中にノミを入れてふたをします。
ノミはすぐにジャンプしますが瓶のふたにぶつかります。

何度も何度も飛び跳ねますがふたが邪魔をして
瓶の底に落ちてしまいます。

そのうちにノミはそんなに高く飛び跳ねても
無駄だと悟りはじめ跳躍に元気がなくなってきます。

やがて、ノミは跳躍を制限しはじめ
一定の高さまでしか跳ばないように、
自分を調整してしまいふたをとっても
一定の高さしか飛ばなくなる。

高さが一定なので、その高さに合わせて曲芸として
見せることができたそうです。


■訓練を重ねるうちにノミは天井を設ける

自己規制がこの段階に達すると、ふたをとっても
 ノミは決して飛び出さないでしょう。そのわけは、
 そのころになると、ノミのマインドは一定の高さに
 「天井」を設けているので、ふたがまだそこに
 あるのかどうか確かめようとはしないからです』
  小さな違いが大きな成功を生む ライール・リベイロ著

ノミは小さな瓶の中でフタをされ、
何度も何度もジャンプをしてもフタが邪魔をして
天井までしか飛べない。

何回飛んでもフタが邪魔をするので、
当然ストレスも相当なもの。

飛べないことの怒りや悔しさもあったことでしょう。

段々思い切り飛ぼうとすることが
馬鹿らしく虚しい気持ちになったかもしれません。

そして、いつの間にかふたの高さまでしか
飛ばなくなります。
本当はもっと高く飛べるのに自分で高さを
制限しはじめるのです。


■自分に限界を作っているのは自分

私たちも同じようなことが言えるのではないでしょうか?

小さい頃に決められた枠組みに押し込められ
その枠組みから出ることなど許されない。

「自分には無縁、無理」
「自分には関係ない」
「自分のレベルはこんなもの」

間違った思い込みで、
勝手に自分の可能性を制限してしまい、
決められた枠組みの中にしか意識を向けない。


そこにあるかどうかも確かめず、目に見えないのに勝手に天井を
設けてしまって意識や行動を制限してしまう。

さまざまな仕事経験や人生経験の中で、
何回も挫折したりつまずいたり、
周囲のひとから否定的なことを言われることもあります。

そういう考え方や意識でしか行動をしなくなるから、
結果として得られることにも少なくなる。

そうしていくうちに自分に天井を設けてしまい
天井を飛ぼうとしなくなる。

そんな悪循環に落ちっていないでしょうか。

今、意識して意思を持って
自分の人生を切り拓くために一歩を踏み出さなければ
新しい生き方働き方を実現できません。

サーカスの象やノミを訓練の事例を通して
間違った思い込みで一歩を踏み出せない自分に
気づく事がとても重要です。



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2017年12月03日

「サーカスの象の話」間違った思い込みのロープに縛られていないか?

サーカスの象は簡単に引きちぎれるロープに
縛られているだけなのに決して逃げようとしません。

それは、小さい頃にロープから逃げられないと
間違った思い込みに縛られているから・・・


人生100年、激動する時代の変化・環境の中で、
自分の未来は自分で創っていかなければなりません。

そのために自分らしい新しい生き方新しい働き方に
向け一歩を踏み出すこと。

でも、自分らしい新しい生き方働き方ができる人と
そうでない人に2極化しています。

「自分には無理」とか「自分にはできない」
という間違った思い込みを引きずって少しも変われない、
行動を起こせない人も多いようです。

そんな人は、まず
自分の中の間違った思いこみに
縛られていないか?

気づくことが大切です。

気づきを得るために
間違った思い込みの良い事例として、
サーカスの象の話ついてお話します。

この「サーカスの象」という話は、
「自分を磨く方法」という本の中に掲載されています。


■サーカスの象の話とは

サーカスの象は子像のときにサーカスに連れて来られます。

そして、調教師から
逃げられないように細い鎖に繋がれます。

親象や仲間から無理やり引き離され
小象は何度も何度も逃げようとしますが
小象は力が弱いので鎖を外すことが出来ません。

何度も何度も逃げようとしてもどうしても
鎖から逃げることができない。

「逃げようとしても逃げられない」
ことを繰り返しているうちに
やがて小象は逃げることを諦めてしまいます。


ここから逃げることはできない。
自分にはできない、自分には無理。

サーカスの象はそう思い込んでしまいます。

「ここから逃げられない」

間違った思い込みで完全に諦めたことを確認した
象の調教師は、鎖のかわりにロープを使って
象を杭につなぎとめるそうです。

諦めてしまったサーカスの象は、大人になって簡単に外すこと
が出来るロープに繋がれたまま決して逃げようとしないそうです。



■間違った思い込みのロープに縛られていないか?

このサーカスの象の話のように、
小さい頃に「自分には出来ない」「自分には無理」と諦めて
しまったこと、間違った思い込みを背負ったままのことって
以外と多いように思います。

何かやりたいことがあっても、
どうせ自分には無理、自分にはできないと
間違った思い込みに縛られて
尻込みしてしまいやりたいことにチャレンジしない。

チャレンジしないから
やりたいことが遠のいてしまう。
「やっぱり自分には無理」
「どうせ自分には出来ない」

出来ることはたくさんあるのに
何もしなくなる・・・

その繰り返しの中でますます
自分には出来ないことを確信し
自分には無理と諦めてしまう。

そのうちに、
やりたいことやチャレンジすること
を考えることもやめてしまう。

自分の未来を切り拓き、自分らしい生き方
働き方をしたいと思いながら、
時間に流されるまま同じ環境の中で、
自分は何も変えることができないと
どうすることもできないと諦めていませんか?



■新しい一歩のために間違った思い込みに気づく


21世紀になり生き方働き方はどんどん多様化し、
自分で自分の未来を創っていく時代。

未来を創っていくためには
自ら新しい生き方働き方に向かって
一歩を踏み出す必要があります。

自分の未来に向かって
新しい一歩を踏み出すことができず
自分の可能性を狭めていませんか?

知らぬうちに勝手に自分で作りあげた
間違った思い込みのロープに縛られていませんか?

大人になった今なら縛られたロープを
自分の力で外すことができるのに
勝手に諦めていませんか?

まず、
新しい一歩を踏み出すために
自分の間違った思い込みを
客観的に見ること。

サーカスの象の話は自分自身の
間違った思い込みに気づくきっかけ
になるにではないでしょうか。





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2016年10月01日

「自分の未来は自分で創る」考え方を変えて新しい一歩を踏み出す

成長社会から成熟の時代へ。

変化が激しく、多様化・複雑化した時代の中で
「みんな一緒」から「それぞれひとりひとり」へ
自分らしい生き方働き方を考えていく必要があります。

でも、経済成長時代のパラダイム、ものの考え方や
思い込みが邪魔をして、新しい働き方に向けて
一歩を踏み出せない人も多いようです。

だから、
新しい一歩を踏み出すために、邪魔をしていた
古い考え方や思い込みを変えていくこと。


そのために、今までの視点を広げることが有効です。

引きずってしまっている古い考え方が、どんな風に変化しているか
視点を広げて現状を見ることで今までの考え方が変わるきっかけになるはずです。


■企業が個人の生活を将来に渡って面倒見切れなくなっている

こちらの記事から
 ↓
企業競争力を生む従業員の「キャリア自立」
https://jinjibu.jp/article/detl/manage/221/

終身雇用や年功序列に代表される日本的雇用慣行が終焉し、
バブル経済崩壊後、

能力開発の主体は会社から個人に、ひとりひとりの自己責任で
キャリアプランを作り上げるという「キャリア自立」の時代へと移ってきた。

企業側も個人の「キャリア自立」を支援している。
その理由として大きく2つあり、

『1つ目は、これまでのように企業が個人の生活を
 将来にわたって面倒見切れなくなってきたこと』


人件費を削減していく中で、福利厚生など仕事に
直接関係しない部分は自己責任で何とかしてくれ
という会社が多くなったといっています。

もっと言えば、会社の業績に連動しない社員は
限りなく人件費を削減する対象になってしまう
ことも意味しています。


■自立した人材が望まれている

企業側も個人の「キャリア自立」を支援する2つ目の理由として、
大きな価値を生み出せる人材が求められている。

上司の指示やそれまでの慣習・前例にとらわれず、
 独自の発想ができる人材。
その場の状況に応じて、
 最も相応しい行動が取れる人材。既存事業をうまく
 運営することよりも、新たな価値を創造できる人材。
 そのような人材こそが、21世紀における組織の
 リーダーとして相応しい。』

経済成長時代のように、会社のルール通りに
指示されたとおりに忠実に、自分の意見など言わず、
みんなと歩調を合わせて既存の仕事をこなす人材とは
全く異なる人材が求められています。


■企業が求める能力が大きく変化している

こちらの記事より
  ↓
就活本番! 企業が求める6つの能力
http://president.jp/articles/-/14748

(1)チャレンジ精神(変革する力、バイタリティ)
(2)チームワーク力(共感力、チーム志向)
(3)コミュニケーション力(論理的思考、伝える力)
(4)リーダーシップ力(周囲を巻き込む力、主導力)
(5)主体的行動力(自律的アクティビィティ、やりぬく力)
(6)グローバル素養(異文化受容力、語学力)

もちろん、企業によっても業種によっても会社の中での
人材構成にも違いがあると思いますが、自分の意見を言うと
「出る杭は打たれる」経済成長時代とは全く求められる能力が
違っています。


■「生きる力」が必要な時代

『「生きる力」=知・徳・体のバランスのとれた力
 変化の激しいこれからの社会を生きるために、
 確かな学力、豊かな心、健やかな体の知・徳・体を
 バランスよく育てることが大切です』

文部科学省「現行学習指導要領・生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/idea/ 

安定的な経済成長の時代が終わり、変化が激しい
これからの社会では、自分で自分の課題を解決していく
生きる力が必要だと述べています。

前進.jpg

自分の未来は自分で創っていく
「キャリア自立」の時代。


これらの変化を見てわかるように、
国も会社も全く状況が変わっています。

その中で、個人ひとりひとりも
変化を求められています。

今までの考え方では、通用しない時代である
ことを認識する必要があります。

変化の激しい社会の中で
今までの考え方を変えて自分も変えて、
新しい一歩を踏み出すことが大切です。


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2016年09月26日

思い込みの裏に隠された諦めたくない気持ち

サーカスの象の話、ノミの訓練の話を通じて
人は誰でも多くの思い込みを持っている
ということをお話しました。

その思い込みが、自分の限界を作り出している。

大きくなってもう充分に力があるのに、
小さなころに逃げられない経験で
足の小さな鎖に縛られているサーカスの象。

自分の身長より200倍も跳躍できる身体能力が
あるのに、瓶の中に閉じ込められ蓋をされたことで、
蓋の高さまでしか飛ばなくなったノミ。

人間もいろいろな場面や経験から、ネガティブな
勝手な思い込みで自分に限界を感じてしまっている。

思い込みの中で厄介なのが、自分でも気付かない
内に無意識に封印してしまった思い込みです。

無意識に封印してしまったので、本人はそのこと
自体を忘れてしまっているかもしれません。

でも、その思い込みの裏には、本当は諦めたくないこと
限界にしたくない気持ちが隠れているはずです。


サーカスの象を人間にあてはめて考えてみましょう。


■逃げることを諦めたサーカスの象

小さい時にサーカスに連れられた小僧は、
家族と離れ離れになり何とかして故郷に帰りたいと
鎖から逃げようと抵抗したはずです。

縄で繋がれた小象は、懐かしい家族のいるふるさとに
帰りたくて帰りたくて・・

何度も何度も逃げようとチャレンジする。
けれど小さな小僧は鎖を外すことは出来ない。

それを繰り返すうちにサーカスの象は
ついには逃げることを諦めてしまう。

家族のいるふるさとに帰りたい
   ↓
でも絶対に逃げられない
   ↓
一生家族のいる故郷には帰れない

そうして、縄は外せない、逃げられないという思い
とともに家族に会いたい、ふるさとに帰りたいという
気持ちを持ちながらも諦めてしまう。


■隠された自由になりたい気持ちは忘れていない 

逃げることを諦めたサーカスの象にとって、
日々の虐待も辛いけれど、もっと辛いのは
もう家族のいる故郷には帰れないという諦め。

その絶望感に耐えられなくてついには
それらの気持ちそのものを感じないように
封印してしまったかもしれません。

でも、
逃げることは諦めてしまったけれど、
自由になりたい、家族のいる故郷に帰りたい
という気持ちはいつでもココロのどこかに
忘れていないのだと思います。

サーカスの象たちが時として暴れ出すのは、
諦めの裏に隠された気持ち思い出されるから。

諦めの裏の隠された気持ちが
爆発して暴れ出すのだと思います。

象.jpg

「どうせ自分には無理だから仕方ない」
「自分にはできない」

我々人間も、周囲の環境や経験から勝手に思い込み、
諦めてしまったことも多いもの。

もしかしたら、その人間は諦めてしまった
悔しさや悲しみを思い出さないように
ココロの奥に封印してしまっているかもしれません。

ちょっと暗くなってしまいますが、
こういうサイクルはたくさんありそうな気がします。

封印した間違った思い込みは
本人も気付いていないけれど決して捨てていないこと。

パソコンのように決してリセットせず、
心の奥に残っていること・・・

なんだかわからないけれど満たされない・・
なんかモヤモヤしてスッキリしない・・・

突然暴れだすサーカスの象のように、
勝手に諦めてしまったこと、封印してしまった気持ち
の中に大切なものがしまわれているのかもしれません。


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2007年10月04日

一歩の踏み出し方その2

自分には出来ない・無理という思い込みを置いて
一歩を踏み出すにはどうしたらいいか。その2です。


・縄が外してみようと後押ししてもらう
  
  前回にお話しましたが、長い間自分には出来ない・
  無理と思っていることを思い切ってやってみる
  ことはとてつもなく勇気がいることです。
  
  だから、安心できる誰かに自分が
  出来ない・無理と思い込んでいることをやってみよう
  と後押ししてもらうこと。


  いわゆるコーチングや自己啓発セミナーに参加してみる
  のも手です。

  ※注意
   ただそういうセミナーの中には、ひたすらポジティブ
   シンキング。無理やり自分には出来ない・自分には無理
   という気持ちを乗り越えて行動をおこすことを強要する
   ものがあります。
   自分にとって違和感なく、安心して参加できそうな
   ものをじっくりと選びましょう。。


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