2017年07月22日

【通訳ガイドの仕事の変化を予測する】無資格の有料通訳ガイドが増えることで予測されること

通訳案内士法の改正案が可決され、
資格が不要で無資格でも有料の通訳ガイドの
仕事ができるようになります。

この改正案の背景には年々増加する訪日観光客に対して
通訳ガイドの供給が圧倒的に不足。

特に、比率が高まっている個人旅行客への対応や
アジア諸国の言語対応、地方での対応、多様な
ニーズへの対応が大きな課題です。

その課題を埋めるため法の改正で、通訳案内士の
資格が業務独占資格から名称独占資格へ変更されます。

今まで、通訳ガイドの仕事をしたいと思っていても
難関資格の壁があり諦めていた人にとって、
通訳案内士の資格制度の変更で通訳ガイドとして
活躍できるチャンスです。

だから、今後通訳ガイドの仕事がどのように
変化するか予測することはとても重要です。

予測に合わせて今後の動向を見ながら打ち手をとって
行くことで自分にとって優位になる仕事のチャンスが
広がります。


■通訳ガイドの質が問われる

通訳案内士法の改正で、資格が不要で無資格でも
有料の通訳ガイドができるようになるとどんな人でも
通訳ガイドになれてしまう可能性があります。

サラリーマンの副業や主婦や学生たちが簡単に
できるようになるため、通訳ガイドとしての
質が下がることが懸念されます。

無資格で通訳ガイドになる人はその経験値も
ノウハウも未知数です。

その質が悪いと日本そのものイメージにも傷がつきます。

もちろん、個人旅行客のニーズは多種多様。

現状の通訳案内士のような高度なガイドを求めず、
母国語でのサポートレベルで充分な旅行客も多いはず。

フレンドリーな対応や地域に密着したアットホームさ
の方を好む旅行客も多いかもしれません。

だから、ガイド内容の質に関しては様々なレベルがあっても
良いとも思えます。

ただ、無資格者の中でサラリーマンの副業や主婦や学生が
アルバイト感覚でおこずかいを稼ぐことを目的にして
お金を貰うプロとしての自覚も責任感もない
対応が懸念されます。

プロとしてのモラルやマナーおもてなしサービス
マインドなど、あまり酷いとそれこそ
日本のイメージに傷がつきます。



■インターネットを利用した申し込みや情報収集が標準になる

海外の個人旅行者は、行き先をはじめ旅先の
情報のすべてを自分自身で集めます。

SNSやトリップアドバイザーなどの口コミサイト
などインターネットを通じて様々な情報を収集し
旅行プランを立てることが当たり前。

宿泊や航空機チケットの手配も、
「旅行会社や航空会社経由で申し込み」と
「インターネット経由で申し込み」の割合が、
今やどの国や地域でも「インターネット経由
での申し込み」が半数以上を占めているようです。

宿泊利用ですでに定番になっているAirbnbは、
インターネット上で世界中に空き部屋などを
持つ宿泊場所の提供者(ホスト)と宿泊場所を
探している旅行者(ゲスト)をつなぎます。

さらにAirbnbは「宿泊」だけでなく
「体験」を提供はじめています。

「宿泊」以上に「体験」は、通訳ガイドの
活躍の場としても期待できます。

法改正に備えて、HISは海外の個人旅行者と
通訳ガイドのマッチングサービスを開始します。

これからますますインターネットを利用して
通訳ガイドの情報を探したり申し込みがどんどん
出てくることは確実です。

通訳ガイドを目指す人は、個人旅行者に
選んでもらえるようインターネットでの
情報発信が必須になってくると予測されます。




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posted by GAGI at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 提供価値を高める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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