2018年01月11日

【現代人は脳のタフさが欠けている】前頭葉は意識しないとどんどん衰える

『前頭葉の基礎体力は、日常的な雑用を
 面倒くさがらずこなすことで鍛えられるが、
 現代では日常的な訓練の機会が減っている』
「脳が冴える15の習慣」築山節著より

前頭葉とは脳の一部で、人間として生きていく上で
大切な働きをしており、
具体的には脳のおでこの辺りにあるようです。

生活が便利になることで、この脳(前頭葉)の
タフさが欠けている人がどんどん増えてきそうです。

『前頭葉(ぜんとうよう、英: Frontal lobe)は、
哺乳類の脳の一部である。大脳の葉の ひとつ。
前頭葉は両側の大脳半球の前部に存在し、
頭頂葉の前側、側頭葉の上前方に 位置する。』
                 Wikipedia


■前頭葉は自分をコントロールする司令塔

この前頭葉は人間の脳の司令塔というべき存在で、
自分の考えや行動、意思決定をコントロールする
重要な役目を持っており、自制心や論理的思考を司っています。

大脳全体から得た情報を元に現状を認識し、
未来に向けて行動をするのも前頭葉の働きです。

前頭葉の大部分を占める「前頭前野」は人間だけが
特別に発達している部分で、創造・記憶・コミュニ
ケーション・自制力などの源泉となっています。

前頭前野は思考や創造力などにかかわる部分で、
やる気や行動、意思決定などを司っています。

また、言葉を話したり、体を動かしたりする
機能も担っています。
人が人であるために最も関与している部分といえます。

つまり、前頭葉とは自分で自分を
コントロールするための脳なのです。


やると決めたことはやり遂げ、やめると決めたことは
即座にやめる。グリット(やり抜く力)もレジリエンス
(折れない心)も前頭葉が活発に働かないと、惰性や
衝動で行動しがちになるわけです。

マシュマロテストで未来に得られるであろうものの
ために、目の前の欲求を我慢するのも前頭葉の働きです。

脳の前頭葉の力が高くなると、限られた知識や経験でも
それを使って有効な組み立てを考え、行動に移すのが
上手くなる、つまり実行力が高くなるそうです。


■前頭葉は働かせないと衰える
http://www.logophilia.com/study/frontal_lobe/

『しかし実は、子供や若年層だから前頭葉は
 衰えていないと単純に安心はできません。
 というのも、常に意識的に 前頭葉を働かせて
 いなければ、その機能は十分に働かない
どころか、どんどんと(筋肉のように)衰えて
 いってしまうことが分かっているからです。』

この記事は子供の生活態度が前頭葉にも大きな影響が
でると注意しています。
子供の勉強意欲の低さやダラけた生活態度は、前頭葉が
影響していてもしかしたら「脳の働きがゆるく
なっている」のかもしれないと考えています。

子供でもそうなのだから、大人の前頭葉には
もっと大きな影響があるはずです。

前頭葉が衰えると、運動野にうまく指令を送ることが
出来ないので、何に対しても意欲を失い行動に
移せなくない。

行動をしなくなると、ますます行動することが
面倒くさくなるという悪循環を生みます。

思考の整理も円滑にできなくなるので、勉強して
知識はあってもそれを組み立てられないので
考えがまとまらない。

今まで経験したことがないことに立ち向かわなければ
ならない時、仮説を立てたり予測をして考えを
まとめることが出来ない。

だから、経験したことのないことを避けてしまい、
新しいことにチャレンジしない。

面倒くさいことを遠ざけてしまうので、
チャンスが来ても気がつかない。

前頭葉が鍛えられていないと
そんな流れになってしまいます。


■前頭葉の基礎体力をつけることが重要

前頭葉は働かせないと衰えますが、
ちゃんと働かせればどんどん鍛えられるようです。

『年齢に関係なく前頭葉を働かせて鍛えれば、
 「ニューロンは新しく生まれて増える」という
 研究結果も出ています。そのため、
 「やる気が出ない」「新しいことを覚えられない」
 「予定を立ててその通りに実施することができない」
 などの問題を抱えているのならば、ぜひ親子で
 前頭葉を鍛えるトレーニングをおこなってください。』
http://www.logophilia.com/study/frontal_lobe/

だから、この前頭葉を鍛える
脳トレーニングも多く見かけます。

様々な脳トレーニングも効果はあると思います。

ただ、この本ではトレーニングなど
テクニックの部分を鍛えるより
先ず重要なことがあると述べています。

それは、指令を出し続ける基礎体力を高めること

基礎体力をつけるために、日常生活で面倒くさいこと、
慣れないことをすることが重要なようです。

そのために日常生活の掃除や料理、裁縫などの家事や、
ちょっとした雑用、運動を行うこと活性化させる。

前頭葉の基礎体力を鍛えるために、
面倒なこと、嫌だと思うこと、大変な状況など
困難だと感じた時に、自分を律して主体的に
行動し続ける。


■意識しないと脳のタフさはもっと欠けていく

脳トレーニングなどでテクニックを磨いても、
前頭葉は活性化するかもしれませんが、
基礎体力がなければ自分をコントロールすることは
難しいのかもしれません。

自分をコントロール出来なければ、脳のトレーニングも
やったりやらなかったり。

人間は生理的に怠惰になり易い
性質もあることも考えれば、
怠惰に打ち克つための基礎体力が重要だと
わかります。
 ↓ ↓ ↓
流されない人生を送るために「良い生活習慣で怠惰に打ち勝つ勤勉の土台を作る」

家電品やスマホ、これから家庭内ロボットも
普及拡大します。

今後ますます、便利になりすぎた生活、楽しくないことや
面倒なことはしない傾向、効率重視でテクニックや
ノウハウに走ったり格好悪いことは避ける風潮、など・・・

意識しないと、日常の便利さが前頭葉にとっての
基礎体力を鍛える機会を減らし前頭葉のタフさが
欠けている人が増えてくる。

仕事でも、面倒なこと、予想外のこと、突然のトラブル、
新しい課題など乗り越えなければ場面は当たり前。

スポーツでも基礎トレーニングが必要なように、
仕事にも基礎トレーニングを積んで基礎体力をつける。

日常生活の中で、家事や雑用や運動など
を意識して実行する人としない人の
脳のタフさも2極化する可能性があるので
要注意です。





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posted by GAGI at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 良い習慣を身につける | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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