2016年10月30日

新卒一括採用とは 海外にはない日本独自の制度

前回、ヤフーの新卒一括採用を廃止のニュースをお伝えしました。
    ↓ ↓ ↓
ヤフーが新卒一活採用を廃止して通年採用を実施


ヤフーだけでなく、多くの企業が新卒一括採用という制度を
廃止して通年採用に切り替えています。

その背景には、政府からの新卒者の就職採用問題の要請や
それを受け経済同友会など経済団体の積極的な意見発信
があります。

この新卒一括採用など就職採用の動向は、
就活生だけでなく、第二新卒者も既卒者にも重要な変化です。
雇用制度の変化と考えれば多くの人の働き方に関連します。


では、
そもそも新卒一括採用とはどんな制度なのか。
この制度はどのように生まれたのか。
海外ではどのような制度があるのか。

現状を知ることも大切です。

◼新卒一括採用とは

Wikipediaによれば、
『企業が卒業予定の学生(新卒者)を対象に年度毎に一括して求人し、
 在学中に採用試験を行って内定を出し、卒業後すぐに勤務させる
 という世界に類を見ない日本独特の雇用慣行である』

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説では、
 『官公庁や企業などが、高校、専門学校、大学を卒業する
  予定の学生(新卒者)を対象に毎年一度、一括して
  正規職員や正社員に採用する仕組み。』

 『内定を出すことで社員を確保し、卒業後の4月にいっせいに
  入社させる。内定後は実質的に雇用関係が成立していると
  みなされることが多く、企業側は入社前から研修などへの
  参加を義務づけることが多い。この新卒一括採用された
  社員のことを「プロパー社員」、「生え抜き社員」と称し、
  多くの企業ではここから管理職を含む幹部が選抜されていく。』

となっています。

この新卒一括採用の特徴をまとめてみると、

 ・年度ごとに一括して採用する。

 ・卒業予定の学生(新卒者)を求人。

 ・卒業後4月にいっせいに勤務させる。

 ・社員を確保するために内定を出す。

といったところでしょうか。

慣れてしまっている我々には、当たり前に見えますが、
「日本独特の雇用慣行」であり、海外から見ると
当たり前ではないようです。


◼新卒一括採用は従来の日本的雇用慣行が前提の制度

ウィキペディアより
『新卒一括採用制度は、終身雇用や年功序列賃金といった
 日本的雇用システムの一部をなしているという指摘がある。
 というのは、ある程度の長期間に渡って採用した新卒者が
 会社に残ることが労使双方によって想定されていない限り、
 組織の年齢構成維持、忠誠心の育成のために新卒者を
 多人数雇用したとしても無意味だからである。』

新入社員として一括採用されることで、
会社への帰属意識や忠誠心を高める。

会社側は社員に対し、長期雇用を約束し
勤続年数に基づいた報酬を提供する。

社員は、新卒一括採用された
「プロパー社員」、「生え抜き社員」として
管理職や幹部への道が開かれていく。

この新卒一括採用は
経済成長時代には機能していた
従来型の日本型雇用慣行が前提になっている。


現実的には、企業として長期雇用も年功賃金も難しい中では
新卒一括採用の在り方も見直しする必要がありそうです。


◼海外の制度は職種(ジョブ)別の通年採用がベース

海外から日本の新卒採用が奇異に見える理由――日本と欧米、まったく違う「採用」観より
『日本では、入社を通じて組織の人間(メンバー)となり、
 そのメンバー1人1人に仕事が割り当てられていく
 「メンバーシップ型」採用、欧米やアジアでは
 ある仕事(ジョブ)に対し適応する人間を組織の内外から
 当てはめる「ジョブ型」採用が行われてきました。』

海外では、即戦力としてある仕事(ジョブ)に対し適応できるかが
求められるので、適応するための専門性と経験が重要になります。

そのため、職種と大学で学んだこととの関連性を求められ、
学生時代からインターンシップなどで職業経験を積みます。

ある仕事(ジョブ)毎に採用をするので、通年採用が基本的なようです。

一括入社.jpg

長期雇用や年功賃金などの日本型雇用が前提に
なっている新卒一括採用ですが、

『企業が個人の生活を将来に渡って面倒見切れなくなっている。』

多くの企業では体力がなくなり、終身雇用制度の維持も
年功序列賃金システムも難しくなっています。

新卒一括採用という制度は、日本型雇用慣行が
前提になっていて、その前提は崩れはじめていることは
認識しておくべきだと思います。



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posted by GAGI at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新卒一括採用と通年採用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

ヤフーが新卒一活採用を廃止して通年採用を実施

時代は急激に変化し、企業は業種業態によって
その変化に合わせた働き方が求められています。

だから、自分が当たり前だと思っていた
働き方も多様化し変化し始めています。

新しい生き方働き方を考えていく上で、
今世の中の働き方がどう変化しているか
を知ることはとても重要です。

特に、従来の働き方に大きな影響がありそうな
新しい生き方や働き方のニュースや情報もお伝えしていきます。

今日はこちらのニュースから。
 ↓ ↓ ↓
ヤフー、新卒一括採用を廃止

『ヤフーは10月3日、「新卒一括採用」を廃止したと発表した。
 代わりに新卒、既卒、第二新卒など経歴に関わらず、
 30歳以下であれば応募できる「ポテンシャル採用」を新設し、
 通年採用を実施する。』


■新卒一括採用から通年採用へ

この「ポテンシャル採用」の応募条件は、
年齢としては入社時の年齢が18歳以上で
応募時の年齢が30歳以下まで。

募集職種はエンジニアやデザイナーをはじめ、
営業職など全ての職種を対象としていて、
年間で300名程度採用する予定。

採用のタイミングについては、
就業経験のない人は4月と10月に、
就業経験者はいつでも入社できるようにするようです。

『同社は「従来のように新卒、既卒、第二新卒などの枠にはめず、
 幅広く人材を募集することで、より優秀な人材、多様な人材を
 確保できるようにしたい」と狙いを話している。』

ヤフー社では、これまでは
大学などの新卒者を対象とする「新卒採用」、
就業経験を持つ人を対象に特定の職種を募集する
「中途採用」を実施。

それに対し、今回の新卒一括採用の廃止で、
この枠組みを外すことで、幅の広い人材を募集することができ、
より優秀な人材、多様な人材の確保を狙う目的がわかります。


■新卒一括採用の廃止で就活という概念も変わってくる

『第二新卒や既卒などに対して平等な採用選考機会を提供できないこと、
海外留学生や博士号取得者など就職活動の時期が多様化し、
従来よりも柔軟な採用の枠組みが必要だったとしている。』

ヤフーとしては、経験や経歴に関係のない幅の広い人材を募集し
より優秀な人材、多様な人材を確保するという目的を
はっきり意識した方が良いと思います。

つまり、従来の新卒一括採用の枠組みでは、
要望するより優秀な人材や多様な人材の確保が
難しいとも捉えられます。

つまり、大学新卒だけに限定せず、
第二新卒や既卒者、30歳までの就業経験者も
合わせて、同じ土俵で幅の広い人材を募集するということ。

この考え方は、就活生として考えた場合、

新卒一括採用のワンチャンスだけでなく、
第二新卒や既卒者となってもチャンスがある。

というプラスの側面と、
第二新卒や既卒者、30歳までの就業経験者と同じ条件で
同じ採用土俵で就職活動が必要になるということ。

新卒者だからの特権はないということ。

就活.jpg

こう考えていくと、新卒一括採用の廃止は
企業が求める人材の変化を認識すべきです。

従来の「シュー活」でいう就職への活動だけでは
企業が求める採用条件を満たせないということ。

経験や経歴に関係のない幅の広い人材を募集し
より優秀な人材、多様な人材を確保したい企業側が
求めている人材像をしっかり分析し、

企業が求める人材としてのポテンシャルをどう
積上げ提案していけるかがカギになる。


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posted by GAGI at 16:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 働き方にする関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

「吾人の任務」社会における存在理由【時代の変化の中で失ったものを取り戻す】

経済成長時代、工業化社会と時代の変化が大きく私たちの
生き方働き方に大きく影響をしていることがわかります。

工業化の均一化から個性を引き出す

自分の未来は自分で創っていく「キャリア自立」の時代

会社依存から仕事へのこだわりを拠り所にする


変化が激しく予測不能で混迷とした現代。

時代の変化の中で、失ってしまった生き方や
働き方や考え方を見つめ、新しい自分のものに
変えていくことがとても重要です。

こちらの記事から
    ↓ ↓ ↓
平成16年6月 働く者の生活と社会のあり方に
関する懇談会 II 生き方・働き方について考える
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/07/s0720-1b.html#4

『「ポスト工業社会」における働き方や社会のあり方を
 考えるに当たっては、人間本来のあり方として、
 工業化の過程で喪失した農の営みの重要性や
 自然との調和、地域コミュニティーや家族の役割を
 しっかり見据えることが求められる』

「工業社会」においては、高度成長の結果、
労働者の過度に組織従属的な働き方、
それに伴う家庭の団らんの消失、環境破壊等の弊害
都市化により農村人口の大幅減少、地域コミュニティーの崩壊・・・

など、さまざまな側面が、あまりに突き詰められ
進行したために、社会がいびつな形になってしまった。

生きづらさ、将来への不安、希望格差、他責性、
社会性の欠如、関係構築力の欠如、自己評価の低さ・・・

そのいびつな社会は、現在も様々な深刻な
問題を引きずっています。


この記事の中にあるように、「幅広い歴史的な文脈」で
生き方・働き方の変化をみていく重要性を強く感じます。

特に、ここで提示されているように、
「工業化」社会で形成されていったもの、
工業化の中で失われてしまったもの、
工業社会以前のこの国での生き方・働き方
を知ることは、「ポスト工業社会」における
働き方や社会のあり方を考えるに当たって、
人間本来のあり方としてとても重要だと感じます。


◼︎「吾人の任務」社会における存在理由
工業化社会、経済成長の時代の流れの中で失ったもの、
それ以前の時代には確かにあった考え方に
「吾人の任務」があると思います。

この考え方が失われたことは、さまざまな領域に
大きな影響を与えていると思います。

新しい時代の生き方働き方を考えいく上で、
非常に重要なキーワードです。

吾人の任務とは、

『社会におけるレーゾンデートル(存在理由)
とでも言うべきものであろう。』
       「吾人の任務」堀義人著

吾人は現代語訳では、わたし、われわれという意味。
われわれの中には社会の一員という概念を含んでいます。

だから、吾人という言葉には、社会の一員という
われわれの部分と、ひとりひとりのわたしの部分の
2つの側面を持つのだと思います。

社会の一員としてなすべきことは何か?
どんな役割を持つのか?

現代では、「わたし」の夢に関しては、みんな必死になって
探していますが、「わたしの夢」と同時に、
社会の一員としてなすべきこと、どんな役割を担うかという
視点をもつことは新しい働き方にとても重要だと思います。


◼︎世のため人のため自分のため

自分の経験からも、経済成長時代前半には、
会社の中で「滅私奉公」という風土が根付いていました。

ここで言う公とは会社のこと。

その風土は、会社という社会の中で、
会社の方針に従い自分を殺すという感覚です。

でも、
本来の公とは公共の公、会社もその構成員である
もっと広い社会のこと。

だから、本来、滅私奉公とは、社会の中で自分のなすべきことを
第一義に考え、自分勝手に自分だけを中心に考える私心を
押さえることを戒めた意味だと思います。

決して、自分らしさをなくすことではありません。

それが、工業化社会では、
「自分らしさはなくし、ひたすらみんな一緒に会社のため」
閉ざされた会社という社会の中の任務に従うこと。
それが、働く社員の存在理由になってしまった。

松下幸之助さんは
『世の為、人の為になり、ひいては自分の為になる
 ということをやったら、必ず成就します。』
と述べています。

世の中に役立ち、誰かのためになることを見つけ、
自分のやりがいややりたいことに結びつける。

それが、
吾人の任務、社会の中で自分のなすべきこと、
社会における存在理由につながるのだと思います。




今、価値観が多様化している中で、
自分のやりたいことや夢を懸命に探している人の中で、
なかなかやりたいことが見つからない人も多いようです。

もしかしたら、やりたいことや好きなこと
自分だけの夢を追い求めるより、
社会に役立つことや誰かのためにという
視点からの方がしっくりくる人も多いのではないでしょうか?

「世のため人のため、そして自分のため」
自分が社会の中でなすべきことは何か?

吾人の任務という考え方が
時代の変化に対応し、自分を変えていく近道かもしれません。

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2016年10月03日

【時代の変化に対応して自分を変える】会社依存から仕事へのこだわりを拠り所にする

経済成長時代から成熟の時代は、
変化が激しく自分らしい生き方働き方を創っていく時代。

時代の変化とともに変化に対応して、いろいろな考え方や
思い込みを知り自分を変える必要があります。

【時代の変化に対応して自分を変える】
工業化社会の均一化から抜け出し個性を生かす


工業化社会がもたらした没個性・均一化から抜け出し
自分らしい個性を生かした働き方が必要になってきます。

工業化社会を通じて会社社会が生活の中心になり、
没個性・均一化とともに会社従属意識の2つが重なって、
会社への忠誠心だけでなく会社に依存ししがみつく
いわゆるカイシャ人間が形成されて行きました。

こちらの記事から
    ↓ ↓ ↓
平成16年6月 働く者の生活と社会のあり方に
関する懇談会 II 生き方・働き方について考える
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/07/s0720-1b.html#4

『(職人・商人的働き方)
「ポスト工業社会」では、従属的な働き方に替わって
 自立的な働き方や裁量的な働き方が広がり、「組織への
 忠誠」から「仕事へのこだわり」へと働く者の意識や
 行動が変わってくる。』

『「ポスト工業社会」では、基本的には、労使間の格差や
 規模間格差が解消するとともに、個人も組織に依存した
 拘束的な働き方から解放される。』


「みんな一緒」から「それぞれひとりひとり」の時代へ。

この記事にあるように、工業化社会の組織従属的な働き方から、
ポスト工業化社会では組織に縛られ依存した働き方から解放される。

右肩上がりで業績がのびていた時代は
自分の意見を言わず、会社に忠実に指示通りに仕事をする
社員の方が都合が良かった。

それが、
会社が求めることが組織への忠誠より
仕事を通じて会社の業績を上げること、
仕事の成果を上げることに変化している。

会社に依存して自分の意見をいなないイエスマンより
予測不能なことにも果敢にチャレンジする高い意識。

個人個人が成果を出すために、ルールに縛ったり
拘束したりするのでなく、仕事の成果を上げやすいよう
自立した働き方や本人の裁量に任せる範囲を広げていく。

職業人.jpg

会社が求めることの大きな変化とともに、
会社が将来に渡り社員の面倒を見られなくなったこと。

工業化時代は、個人は社員として会社への帰属意識を
拠り所に出来たけれど、ポスト工業化では自立した社員、
プロとして仕事の成果を上げる社員を求め始めている。

この会社側の変化に対応して、
個人は会社に重きを置いていた働く
拠り所を変えていかざるを得ない。


では、何を拠り所にすれば良いのか?

この記事にあるように
工業化以前の職人にヒントがあります。

職人は、独立の精神を持ち、自主裁量権を持って
仕事に取り組み、自分の仕事にこだわりを持つ。

新しい時代の個人も、
どの会社や組織に属しているかより、
どんな仕事をしているかにこだわり
それを働く拠り所とする。

組織の中にあっても、自立した職業人としての誇りと
仕事へのこだわりを拠り所に働く。

変化が激しい時代に合わせて自分らしい働き方に変える。
新しい働き方なのだと思います。


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2016年10月02日

【時代の変化に対応して自分を変える】工業化社会の均一化から抜け出し個性を生かす

変化が激しく自分らしい生き方働き方を創る時代。

経済成長時代から成熟の時代への
変化に対応して、いろいろな考え方や
思い込みを知り自分を変える必要があります。


経済成長と同時に工業化社会は、
我々に大きな影響を及ぼしています。

工業社会とはウィキペディアによれば、

『産業化社会(さんぎょうかしゃかい)とは、
 工業化の進展した社会のこと。工業(化)社会
 とも称される。』

『産業社会は、前段階が農耕社会である場合が
 ほとんどであり、通例、長期の歴史変動に関して、
 農耕・牧畜社会→工業社会→脱工業社会
 (ポスト工業化社会)という段階論的な文脈で
 用いられることが多い。』

日本では、明治維新後の19世紀末を第一次工業化、
1950年代後半から1960年代にかけて高度経済成長が始まり
第二次工業化とも言われているようです。

『したがって、工業化の進展に伴い、農業に最適化
 された社会構造や文化が解体され、工業に適した
 ものへと転化していく点に焦点を当てる概念である。
 
 主要な変化の傾向として、下記のものがある。
 ・都市化
 ・画一化
 ・家族構成員数の低下
 ・企業組織の発達
 ・分業の進展
 ・生産性向上の加速
 ・経済成長の加速
 ・大衆社会の形成
 ・大量生産・大量消費の開始
 ・環境破壊の進展 』

工業化社会の時代の変化によって、生活の様々な
領域に変化が起きており、
生き方・働き方にも大きな影響がでています。

   ↓ ↓ ↓
平成16年6月 働く者の生活と社会のあり方に
関する懇談会 II 生き方・働き方について考える
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/07/s0720-1b.html#4

『「工業社会」においては、高度成長の結果、
 豊かな長寿社会がもたらされた反面、労働者の
 過度に組織従属的な働き方やそれに伴う家庭の
 団らんの消失、環境破壊等の弊害も目立ってきた。』
 
『「工業社会」の諸側面が、あまりに突き詰められ
 進行したために、社会がいびつな形になって
 しまったことが危惧される。』
 
『「工業社会」とそれに伴う企業組織及び雇用関係は、
 長い日本の歴史の中では、近代において発生した
 特異なものであり、それ以前の日本人は、農民、職人、
 商人の歴史をひもといてみても、それぞれ、
 自主独立で自由な精神を持っていたと言える。』

近代によって特異な「工業社会」への時代の変化によって、
いびつな社会になってしまった特徴として、個性を生かさない
組織従属的な働き方と均一化・画一化が挙げられると思います。


■企業組織の発達による組織従属的な働き方
工業化により、大量生産・大量消費が始まることで、
大量生産が可能な機械・設備をフル稼働させることで
企業組織は規模を拡大し発達して行きました。

大量生産を効率的に実施するため、組織のルールに
従い言われたことを忠実にこなす社員が求められました。
会社は、年功制や終身雇用などの雇用システムを
用いることで、社員に対し組織従属的な忠実な働き方を
促しました。

■均一化・画一化
大量生産を進めるため、仕事は効率重視でマニュアル化・
標準化が進み一つの規格、鋳型に嵌め込み平均化されます。

この均一化・画一化が推進すると、マニュアル以外の考え方や
モノの見方ができなくなり、規格外なこと想定外への
対応を避け、独創性・個性的なこと、ヒトと違う
こと、個性を生かすことが排除されてきます。


工業化社会.jpg

組織従属的な環境で窮屈な働き方や、
没個性、みんな一緒、人と同じで均一化・画一化
を求める企業もまだまだ多いようです。

そんな環境にいて、自分を変えたいと
思っている人もいるかもしれません。


そんな人たちにお伝えしたいこと。

「工業化社会」以前には、個性を生かす自主独立で
自由な精神が尊重されていたこと。

「工業化社会」が
組織従属的な働き方、均一化・画一化
を生み出したこと。

21世紀になり、
没個性、均一化から抜け出して
ひとりひとり個性を生かし
自分らしい生き方働き方が必要なこと。


時代の変化による生き方働き方の変化の中で、
自分の考え方や思い込みをしっかり認識し、
新しい時代の変化に対応し自分を変えていく。

少しづつでも、未来に向けて
新しい一歩を踏み出せていけるはずです。


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2016年10月01日

「自分の未来は自分で創る」考え方を変えて新しい一歩を踏み出す

成長社会から成熟の時代へ。

変化が激しく、多様化・複雑化した時代の中で
「みんな一緒」から「それぞれひとりひとり」へ
自分らしい生き方働き方を考えていく必要があります。

でも、経済成長時代のパラダイム、ものの考え方や
思い込みが邪魔をして、新しい働き方に向けて
一歩を踏み出せない人も多いようです。

だから、
新しい一歩を踏み出すために、邪魔をしていた
古い考え方や思い込みを変えていくこと。


そのために、今までの視点を広げることが有効です。

引きずってしまっている古い考え方が、どんな風に変化しているか
視点を広げて現状を見ることで今までの考え方が変わるきっかけになるはずです。


■企業が個人の生活を将来に渡って面倒見切れなくなっている

こちらの記事から
 ↓
企業競争力を生む従業員の「キャリア自立」
https://jinjibu.jp/article/detl/manage/221/

終身雇用や年功序列に代表される日本的雇用慣行が終焉し、
バブル経済崩壊後、

能力開発の主体は会社から個人に、ひとりひとりの自己責任で
キャリアプランを作り上げるという「キャリア自立」の時代へと移ってきた。

企業側も個人の「キャリア自立」を支援している。
その理由として大きく2つあり、

『1つ目は、これまでのように企業が個人の生活を
 将来にわたって面倒見切れなくなってきたこと』


人件費を削減していく中で、福利厚生など仕事に
直接関係しない部分は自己責任で何とかしてくれ
という会社が多くなったといっています。

もっと言えば、会社の業績に連動しない社員は
限りなく人件費を削減する対象になってしまう
ことも意味しています。


■自立した人材が望まれている

企業側も個人の「キャリア自立」を支援する2つ目の理由として、
大きな価値を生み出せる人材が求められている。

上司の指示やそれまでの慣習・前例にとらわれず、
 独自の発想ができる人材。
その場の状況に応じて、
 最も相応しい行動が取れる人材。既存事業をうまく
 運営することよりも、新たな価値を創造できる人材。
 そのような人材こそが、21世紀における組織の
 リーダーとして相応しい。』

経済成長時代のように、会社のルール通りに
指示されたとおりに忠実に、自分の意見など言わず、
みんなと歩調を合わせて既存の仕事をこなす人材とは
全く異なる人材が求められています。


■企業が求める能力が大きく変化している

こちらの記事より
  ↓
就活本番! 企業が求める6つの能力
http://president.jp/articles/-/14748

(1)チャレンジ精神(変革する力、バイタリティ)
(2)チームワーク力(共感力、チーム志向)
(3)コミュニケーション力(論理的思考、伝える力)
(4)リーダーシップ力(周囲を巻き込む力、主導力)
(5)主体的行動力(自律的アクティビィティ、やりぬく力)
(6)グローバル素養(異文化受容力、語学力)

もちろん、企業によっても業種によっても会社の中での
人材構成にも違いがあると思いますが、自分の意見を言うと
「出る杭は打たれる」経済成長時代とは全く求められる能力が
違っています。


■「生きる力」が必要な時代

『「生きる力」=知・徳・体のバランスのとれた力
 変化の激しいこれからの社会を生きるために、
 確かな学力、豊かな心、健やかな体の知・徳・体を
 バランスよく育てることが大切です』

文部科学省「現行学習指導要領・生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/idea/ 

安定的な経済成長の時代が終わり、変化が激しい
これからの社会では、自分で自分の課題を解決していく
生きる力が必要だと述べています。

前進.jpg

自分の未来は自分で創っていく
「キャリア自立」の時代。


これらの変化を見てわかるように、
国も会社も全く状況が変わっています。

その中で、個人ひとりひとりも
変化を求められています。

今までの考え方では、通用しない時代である
ことを認識する必要があります。

変化の激しい社会の中で
今までの考え方を変えて自分も変えて、
新しい一歩を踏み出すことが大切です。


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