2016年09月26日

思い込みの裏に隠された諦めたくない気持ち

サーカスの象の話、ノミの訓練の話を通じて
人は誰でも多くの思い込みを持っている
ということをお話しました。

その思い込みが、自分の限界を作り出している。

大きくなってもう充分に力があるのに、
小さなころに逃げられない経験で
足の小さな鎖に縛られているサーカスの象。

自分の身長より200倍も跳躍できる身体能力が
あるのに、瓶の中に閉じ込められ蓋をされたことで、
蓋の高さまでしか飛ばなくなったノミ。

人間もいろいろな場面や経験から、ネガティブな
勝手な思い込みで自分に限界を感じてしまっている。

思い込みの中で厄介なのが、自分でも気付かない
内に無意識に封印してしまった思い込みです。

無意識に封印してしまったので、本人はそのこと
自体を忘れてしまっているかもしれません。

でも、その思い込みの裏には、本当は諦めたくないこと
限界にしたくない気持ちが隠れているはずです。


サーカスの象を人間にあてはめて考えてみましょう。


■逃げることを諦めたサーカスの象

小さい時にサーカスに連れられた小僧は、
家族と離れ離れになり何とかして故郷に帰りたいと
鎖から逃げようと抵抗したはずです。

縄で繋がれた小象は、懐かしい家族のいるふるさとに
帰りたくて帰りたくて・・

何度も何度も逃げようとチャレンジする。
けれど小さな小僧は鎖を外すことは出来ない。

それを繰り返すうちにサーカスの象は
ついには逃げることを諦めてしまう。

家族のいるふるさとに帰りたい
   ↓
でも絶対に逃げられない
   ↓
一生家族のいる故郷には帰れない

そうして、縄は外せない、逃げられないという思い
とともに家族に会いたい、ふるさとに帰りたいという
気持ちを持ちながらも諦めてしまう。


■隠された自由になりたい気持ちは忘れていない 

逃げることを諦めたサーカスの象にとって、
日々の虐待も辛いけれど、もっと辛いのは
もう家族のいる故郷には帰れないという諦め。

その絶望感に耐えられなくてついには
それらの気持ちそのものを感じないように
封印してしまったかもしれません。

でも、
逃げることは諦めてしまったけれど、
自由になりたい、家族のいる故郷に帰りたい
という気持ちはいつでもココロのどこかに
忘れていないのだと思います。

サーカスの象たちが時として暴れ出すのは、
諦めの裏に隠された気持ち思い出されるから。

諦めの裏の隠された気持ちが
爆発して暴れ出すのだと思います。

象.jpg

「どうせ自分には無理だから仕方ない」
「自分にはできない」

我々人間も、周囲の環境や経験から勝手に思い込み、
諦めてしまったことも多いもの。

もしかしたら、その人間は諦めてしまった
悔しさや悲しみを思い出さないように
ココロの奥に封印してしまっているかもしれません。

ちょっと暗くなってしまいますが、
こういうサイクルはたくさんありそうな気がします。

封印した間違った思い込みは
本人も気付いていないけれど決して捨てていないこと。

パソコンのように決してリセットせず、
心の奥に残っていること・・・

なんだかわからないけれど満たされない・・
なんかモヤモヤしてスッキリしない・・・

突然暴れだすサーカスの象のように、
勝手に諦めてしまったこと、封印してしまった気持ち
の中に大切なものがしまわれているのかもしれません。


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